無帰還電源が完成しました。
無帰還型電源は、負荷変動に対して安定な電圧を維持するのが案外と難しいです。
基準電圧は、TL431(調整可能な高精度シャント・レギュレータ)を使いました。
最初は、ツェナーダイオードを使う予定でしたが、出力電圧の微調整が難しいので止めてTL431を採用しました。
TL431は、案外と残留ノイズが大きいので、出力にπ(パイ)型2段のLPFを入れました。
TL431は、出力インピーダンスが低いので、出力にコンデンサーを追加しただけではノイズは減りません。
左側が帰還型電源で右側が無帰還電源です。
今後の事も有るので、これらの電源の評価方法を考えています。
コメント
コメント一覧 (4)
無帰還タイプだと過渡応答が良いでしょうね。
リップルが若干大きくなっても、アンプでは無帰還の方が音が良いと言うのは
聞きますね。
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私の書き方がまずかったです。
>アンプは無帰還の方が・・・ の部分は、アンプに使う電源は無帰還の方が・・・のつもりでした。
真空管アンプで帰還量を変えてみた事がありますが、帰還量を増やしていくと音は綺麗になります(歪が減少、ハムも減少など)が、無骨さの迫力が薄れていき真空管の個性が無くなっていくように感じました。
何事も「そこそこ」が良いのでしょうね。
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