フルバランスアンプ (X_Under bar)

心地よい音を求めてフルバランスアンプを中心に自作しています。

2011年10月

だいぶ、時間が空きましたが・・・。
前回は、バッファ・アンプ 1 として、ダイヤモンド・バッファ・アンプの基本回路をシュミレーションしました。
ダイヤモンド・バッファ・アンプの基本型は、電源変動に弱いと説明しました。そこで、電源の変動を抑制するために、一段目のエミッターに定電流回路を追加したのが、次の回路になります。この定電流回路により電源の変動を抑えることができます。
 
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次の写真が、周波数特性になりますが、-3dBで約75MHzまで伸びています。かなり良い特性です。 ※ グラフの赤色は位相特性です。(追記)
 
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ここで、前回のダイヤモンド・バッファ回路と今回のダイヤモンド・バッファ定電流回路付きの歪み特性比べて見ます。※歪みは、2倍(2KHz)と3倍(3KHz)が出てます。(追記)
 
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定電流回路付きの方が、歪み特性も良いですね。

OLIMEXのルールに合わせて修正するとベタアースに隙間が・・・・・・。
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色々と不具合が出てきます。

このまま、試作に出すと修正料が掛かりそうなので、直した方が良さそうです。
高価な、ガーバーエデッタでも有れば、ガーバーデータを直すのですが、持ってないので、CADの方でベタを直します。たぶん、私が使用しているCADの問題だと思います。
先ほど確認したところ、OLIMEXの線幅、線間ルール10milだと思っていたら8milまで大丈夫なんですね。ベタを8milに変更したら、この隙間無くなるかも知れません。
 
ご参考として、
基板業界では、線幅や線間の長さを「mil」と言う単位を使います。国内では「mm」でも大丈夫です。10mil=0.254mm、ICのピン間のピッチは2.54mm=100milですね。インチです。
ガーバーデータは、基板製造用のデータで、ガーバー社が考えたデータ形式なので、ガーバーと言います。

haigaさんのブログ(自作オーディオ&電子工作奮戦記)で、ナイス アイデア ゲット
LINKMANの2連ボリュームを4連に改造。
 
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でも、部品の関係で、2連ボリューム3個で4連ボリューム1個
1個180円×3個=540円
 
特注するより安いと思います。 haigaさん有難う御座います。

昨日、ハード○○で、アルミットKR-19SHRAM(Sn60)500g / SIZE 0.3mmを購入。
 
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賞味期限切れを2,100円で、購入しました。安いか高いか?
 
0.3mmだと、SOP、SSOPの半田付けに良いと思い購入しました。
 
私は、昔から半田は、アルミットかマルチコア社のSAVBITを使ってますが、SAVBITは、もう入手出来ないでしょうね。

試作基板を試作メーカーに出さないとならないのですが、国内の基板試作メーカーにネットで見積もりを行ったら、かなりの値段になってしまいました。
現在試作予定の基板は100mm×160mmが2種類、80mm×120mmが1種類。
あまり予算が無いので、心配はありますが海外の基板屋に試作をだすしかないと思います。
海外の格安基板試作メーカーは、fusion pcb、PCBCART、OLIMEX、batchPCBと、何社かありますが、試作枚数は少なくてもよいので、色々と情報の多いOLIMEXに出すことにしました。もう一つの理由は、会社がEUブルガリアで、ユーロでの支払いになるので、ユーロ安なので、今がチャンスかと?
そこで、色々と調べて行くとルールでかなり厳しい制限があることが分かりました。しかし、安いので、OLIMEXのルールに合わせて修正することにしました。
 
第1の問題点:
標準のドリルサイズが、0.7mm、0.9 mm、1.0 mm、1.1 mm、1.3 mm、1.5 mm、2.1 mm、3.3 mmしか無い、これ以外は、別料金になる。
フットプリントの修正が必要、
 
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修正完了。 でもコネクターピンが、標準サイズから外れてしまった。
1.7mmを2.1mmは、さすがに無理でしょう。

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