フルバランスアンプ (X_Under bar)

心地よい音を求めてフルバランスアンプを中心に自作しています。

2012年04月

DAコンバーターが、昨日やっと完成しました。
予想以上の音質で大満足です。
音としては、広がりと奥行きが有り、煩さを感じない音です。
DACの送り出しアンプ(バッファーアンプ)が、OPアンプとは少し違う音だと思います。
 
イメージ 1
 
イメージ 2

今回のDACの送り出しアンプ(バッファーアンプ)については、オールFETのディスクリーで回路を組みましたが、OPアンプのようなオープンゲイン120dBは無く、50dB位のオープンゲインにしてあります。仕上がりゲインを10dBとしてもNFB(負帰還)量は50dB-10dB=40dBと少なめです。この辺でも音質が違うと思います。因みにOPアンプだとNFB量は120dB -10dB=110dB位です。

昔NFBは化粧だと言われていました。最近は聞かない。
無帰還が「すっぴん」、高帰還が「厚化粧」、その中間が「薄化粧」ですか?
NFB(化粧)を掛ければ幾らでも良く(綺麗に)なります。
 
一点アースについては、写真の場所に決まりました。DACの送り出しアンプの電源の平滑用コンデンサーの近くが良いようです。
 
イメージ 3
 
完璧とは言えませんが、聴いた限りではノイズが少ないところでした。
 
次は、ケースが小さかったバランス型ヘッドフォンアンプの作成です。

トランスの振動が、音質やジッターに影響します。
地震対策として、この様に貼り付けてトランスをフローティングします。
 
イメージ 1
 
基板の配置と配線が80%ほど完成しました。
 
イメージ 2
 
問題が一つ残っています。何処で一点アースを取るか?

特にデジタル回路とアナログ回路の混載は、ノイズ対策が難しいです。
また、デジタル回路は、高周波なので高周波回路の扱いをする必要があります。
低周波回路は、「集中定数」、高周波回路は、「分布定数」として考える必要があります。
この辺を無視されている方が多いです。

バランス型ヘッドフォンアンプも電子ボリュームでストップしていましたが、土曜日に秋葉でケースを購入しました。
 
イメージ 1

ケースに部品を入れてみましたが、う~ん、部品が全部入らない感じです。
部品のレイアウトをもう少し検討しないとダメ。
 
 
 
 
あと、電子VR基板、トランス1個、整流回路基板、無理ですかねぇ。(・~・:)

↑このページのトップヘ