フルバランスアンプ (X_Under bar)

心地よい音を求めてフルバランスアンプを中心に自作しています。

2012年12月

電子ボリュームMUSES72320の変換ボードとフォトカプラーを購入してきました。
 
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変換ボードは、サンハヤトを購入しましたが、ブレットボードに上手く挿せないピン配置でした。秋月には、0.65mmピッチの28ピンはありますが、32ピンはありません。
 
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また、フォトカプラーは、東芝の521と127、シャープの817の3種類を購入しました。
それとついでに、電子ボリュームLM1972Mを実験的に購入してみました。
冬休みを利用して検討して行きたいと思います。
電子ボリュームのファームウエアーの方は、既に完了しています。
進捗状況をUPして行きます。

電子ボリュームを採用したヘッドフォンアンプもほぼ満足できる物を作ることができました。
これもChaosさんのお陰です。この場をお借りしてお礼申し上げます。
有難う御座いました。また、色々と教えて下さい。

次のステップとして、考えているのはバランス型のプリアンプです。
これに使う4連ボリュームも既に購入しておりますが、このまま、従来の方法(アナログの4連ボリューム)も良いのですが、面白味が無い、発展性が無い等で、電子ボリュームで進める事にしました。
電子ボリュームは、新日本無線のMUSES72320を使用する予定です。制御プログラムは、ヘッドフォンアンプの物を少し手直しすれば使えそうです。
MUSES72320は、各メーカのハイエンドアンプにも採用されておりますので、音的には問題無いと考えています。
 
     MUSES72320
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現在使用しているプリアンプは、OPアンプを使用したバランス型のプリアンプですが、やはりOPアンプでは物足りない。OPアンプの場合は、OPアンプを交換して音を楽しめるのですが、全体的に同じような音に成り易いと感じます。
 
先ずは、電子ボリュームをブレットボードに組み、動作検討をしたいと思います。
 
 
ご参考:
MUSES72320を使ってみたいが、制御ソフトが組めない人には、この様な物が有ります。EV-72320コントローラIC (3,500円)
 

 
話は、変わりますが、巷ではシリコンカーバイト(SiC)の整流ダイオードとMOSFETが流行っていますね。値段は高いですが、秋月電子でも購入できます。今後是非とも使ってみたいですね。
SiCダイオード:SCS106AGC(300円)、SCS120AGC(1,200円) ←digi-keyより安い
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-06319/
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-06317/
SiC MOSFET:SCT2080KE(5,000円)←バランスアンプだと8個必要で4万円、予算的に無理です。

このヘッドフォンアンプは、電子ボリュームを採用したため、制御IC(PIC)、マイコンからのノイズが入りボリュームを上げると少し気になります。そのためノイズ対策を行っているのですが、中々上手く行きませんでしたが、やっと対策が取れました。
 
   ピンクの矢印のシールド線が、制御信号ラインです
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対策方法は、マイコンから出ている制御信号ラインをシールド線に変え、電子ボリュームをコントロールしているプログラムを少し変えOKとなりました。
 
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対策を終えてから少し聴き込んでいるいのですが、高域がスッキリとし、濁り感が無くなりました。ノイズが影響していたことが凄く分りました。
ただ、ボリュームアップ、ダウン時のプップッ音は完全に消すことができませんでした。
これを無くす方法としては、制御信号ラインにフォトカプラを入れアース間を分離し、マイコンの電源電圧を5Vから3Vに下げる方法がありますが、今回は特に行わない事にしました。次回、電子ボリュームを使う時は、この辺を注意して行きたいと思います。

フリッピフロップ回路、上手く動きました。

動作が分るようにLEDを点燈させて確認しました。
フリッピフロップは便利ですね。
 
     プロテクトOFFの状態:
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     プロテクトONの状態:
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このブレッドボードから回路図を起こします。

久しぶりにテニスのガットを張りました。約1年ぶりでしょうか。
ガット(ストリングス)は、リールで買ってあるのですが、肘を痛めているため張る機会も減っています。
 
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今回、ポピュラーな一本張りです。ストリングスメーカーのゴーセンさんが考えた方法だそうです。縦、横を1本のストリングスで張るので、一本張りと言います。一番の利点は、ノット(結び目)が2ヶ所で済むので、ストリングスが緩みにくいことです。
また、特徴として、横のストリングスを下から上に張るので、硬質な打球感になるようです。
 
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実家の工具箱からクロスバーが出できたので、今回これを使うことにしました。
クロスバーは、縦のストリングスを張ることで発生するラケットの変形を抑えます。最近、使っている人を見かけませんね。
 
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ストリングスを張る前に、ラケットの形状(最低でも縦と横の長さ)を測っておくことをお進めします。ストリングスを張る順番として、始め縦(メイン)を張り次に横(クロス)を張ります。縦(メイン)を張るとラケットの縦方向に大きな力がかかり、ラケットは横方向に潰れます。そして、この潰れを直すように横(クロス)糸のテンションを調整しながら横ストリングスを張り、この潰れた形状を直します。その為、ストリングスを張る前の形状とストリングスを張った後の形状を比較すると、上手く張れているか確認ができます。形状の変形は1~2mm以内に抑えたいですね。
※ガット張りを、テニスショップに出す場合も事前にラケットの形状を測っておき、張り上がりの形状と比較すると、そのショップの腕前が分かります。プロの場合は、最大でも1mmですか。
また、テニスショップで、よく見かけるのがカッコをつけて、横(クロス)ストリングスのテンションの値の指定です。これはNGです。横(クロス)ストリングスのテンションを決めるのが、ストリンガー(ガットを張る人)の技術やノウハウです。お客さんの指定で横(クロス)ストリングスのテンションにしたら、変形したラケットになりラケットが劣化しますよ。

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