フルバランスアンプ (X_Under bar)

心地よい音を求めてフルバランスアンプを中心に自作しています。

2014年03月

デジタルアンプのアートワークをスタートしましたが、目標の100mm×150mmには収まりそうに有りません。
100mm×200mmに成りそうです。
 
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デカイです。
フィルムコンデンサが場所を取りますね。

デジタルアンプの回路がやっと決まりました。
 
 
検証確認で時間をとられた。 
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再現性を考慮すると専用のドライバーICを使うのが無難と考え、また、実験的に色々と回路を追加しました。
仕様としては、4Ωで100W(フルブリッジ)、入力はバランスとアンバランスのどちらでもOK。
 
デジアンの問題点:
1.多くの高周波ノイズを発生
2.キャリヤ(搬送波)信号の漏れ(約400kHz)
3.ノイズどうしのビート
4.電源変動に弱い
5.ローパスフィルターやスピーカーからの逆起電力によるポンピング現象
 
今回の対応:
1.高周波ノイズを出す部分は、チップ部品で対応
2.デジアンの前段にバッファーアンプを入れる
3.現物で確認調整する
4.フルブリッジで電源変動に少しは強く成ると思います
5.フルブリッジで対応、この方法しかないかな
 
今回は、紺青の海さんのリクエストに答えて、アキューフェーズで採用しているMOSFET切り換え回路と、カスタマイズできるようにSMT(チップ部品)を少なくします。
でもデジアンは、高周波回路ですので、高周波的に重要な部分はチップ部品を使う予定です。
一番音が変わりそうなのは、デジアンの出力部分にあるローパスフィルターのコイルとコンデンサだと思います。このへんのスペースは、広めに取りたいですね。
 
この回路は、1チャンネル分です。いろいろと弄くれるようにしたいので、かなり複雑な回路になってしまいました。
 
 
来週からアートワークがスタートできそうです。

APB-3は、過入力に対しての保護対策がされておりませんので、大きな入力電圧を加えると直ぐにICが壊れます。その為、過入力保護回路の追加が必要です。
 
赤丸部分が壊れ易いICです。 壊れたらIC交換するの大変です。
 
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< おじさん工房の掲示板の纏め >
※私が勝手に纏めました。- 覚えガキ -

① APB-3の入力最大定格は、各IC(IC9、IC8)の供給されている電源電圧(電源とGND間の電圧)と同じになります。この電源電圧より高い電圧がICの入力に加わるとICが壊れます。(一番弱いのは、IC8  ADA4950)
② APB-3のADC入力部では、1Vpp以下で使う必要があります。従って、IC8で3倍に増幅しているので、入力のBNCコネクター(CN2)部では0.35Vpp位に抑える必要があります。
③ 入力保護対策としては、 ACしか加えないのなら普通のシリコンダイオードでクランプしても大丈夫。 ただし、CN2 の外でクランプする場合、絶対に DC を加えないようにしないとダイオードがオープンモードで壊れた場合 APB-3 に DC が加わり壊れます。
④ オーディオ帯域で 50Ω入力はまず使わないでしょうから CN2 と SW1 の間に 0.1 ぐらいのセラミックコンデンサをつける。さらに IC8 1,2 ピン、IC9 3 ピンとグランドと電源間にダイオードをつけるのもよい。この場合上記の 0.1 追加を必ず行ってください。 さもないと入力にたとえば 12V を加えると C112 、追加したダイオードを通して電源に 12V が加わってしまいます。
 
さて、どの方法で、対策をとるか ・ ・ ・
入力インピーダンス50Ωは、ダイオードのクランプでOKですね。
入力インピーダンス1MΩの部分は、如何しますかね。悩みます。
FETを使う方法が良いのですかね。
 

バランス型ヘッドフォンアンプのバイアス電流を実験的に少し多めに流したら   ・  ・  ・ 音が滑らかで聴きやすくなりました。
そこで、思い切ってバイアス電流のアップです。
 
 
しかし、夏場に耐えられるか。
 
 
ヒートシンクを大きめの物に交換しました。
 
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ヒートシンクがアルミの板に接触しています。
絶縁テープを貼ってOKとしました。

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