フルバランスアンプ (X_Under bar)

心地よい音を求めてフルバランスアンプを中心に自作しています。

2015年03月

ポータブルヘッドフォンアンプの電池の持続時間を確認してみました。
リチウムイオンの単3型(14500)900mAhでは、約4時間持続しました。
そして今回のリチウムイオンポリマーは1,400mAhと1.5倍の容量となりますので、4h+2h=6時間くらいの持続時間になる予定です。
 
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休日中に確認を終える予定でしたが、充電に時間がかかり、通勤時間帯にも確認することになってしまいました。
確認方法は、ヘッドフォンアンプの減電表示の赤色LEDが点灯すると約3.6Vで、電源の青色LEDが赤色に点灯するとミュート回路がONとなり、この段階で終了です。
確認結果ですが、9時間20分で減電LEDが点灯し、9時間30分で電源のLEDが赤に変わりました。
嬉しいことに9時間30分持ちました。
これで実用レベルに達したと思います。
バックに入れて確認していたのですが、ほのかにケースが熱くなりますね。
リチウムイオンポリマー電池をご紹介戴いた millefleurさん、ありがとうございました。(^-^)

現在ポータブルヘッドフォンに使用しているリチウムイオン電池(単3形)では、最大4時間(連続)しか持ちません。
そこで、vyu*a*mo*yさんからご紹介戴いたストロベリー・リナックスで販売しているリチウムイオン ポリマー電池1,400mAh(\920) 形状50mm×34mm×厚さ8mm を購入してみました。
 
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問題は、電池の厚みです。
8mm×2個=16mm では、ケースに収まらない寸法ですが、駄目もとで買ってみました。
 
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実際にケースに入れてみると、上手いこと入りました。
電池の厚みが7.2mm~7.4mm(実測)と表示寸法より薄かった。
これで連続6時間使えます。
また、電池の安全性も少し確保できます。 (^-^)/

ポータブルヘッドフォンのアンバランス入力で、DC/DCコンのスイッチングノイズを拾ってしまう現象が出ています。
DC/DCコンのスイッチング周波数は350kHzと高い周波数ですが、音として聞こえてしまいます。
対策としては、DC/DCコンの二次側にコイルとコンデンサーを入れてLPFを形成する方法も有りますが、先ず最初にアース回りのスイッチングノイズ電位を平坦にして、スイッチングノイズレベルを下げる方法で考えることにしました。
これは、スイッチングノイズレベルの高い部分(アース)とスイッチングノイズレベルが低い部分とを線材で繋げる方法です。
 
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ヘッドフォンで音を聴きながらノイズが低くなる部分を探します。
今回、基板のアースパターン(電池のマイナス端子)とケース(筐体)とを線材で繋げるとスイッチングノイズが分からないレベルまで下がりました。

昨日、自作ポタアンで色々と音楽を聴いてみました。
ヘッドフォンは、バランス型に改造したSONYのMDR-Z1000(24Ω)とMDR-CD900ST(63Ω)を使用
試聴ソースは、CD及び96kHz/24bit自前録音
 
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裏側 : リチウム電池充電時、LEDが点灯します。
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バランス入力:
第一印象は、残留ノイズが少なくクリヤーで、奥行きと広がりがあります。
そして低域ですが、力強いパワー感のある低音が出ています。
アイドリング電流を片チャン当たり25mA流していますので、その効果はあると思います。
 
アンバランス入力:
両チャンネルとも残留ノイズが増えました。小さいですがLchだけ不規則なノイズが聴こえます。
音の方は、バランス入力と同じ傾向の音をしています。
おそらく、DC/DCコンのスイッチングノイズだと思います。
そう言えば、DC/DCコンのノイズ対策は特におこなっていません。
バランス入力では、電圧基準をグランドにしていな分グランドからのノイズを受け難いのかも知れません。
DC/DCコンのスイッチングノイズについては、対策が必要ですね。

バッテリーの持続時間の課題も残りますが、既にケースを購入してしまい、勿体無いのでケースを使うことにしました。
昨日、フロントの部分の加工を行いアンプ基板を入れてみました。
 
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何時もですが、ケース加工は大変です。
思っていたよりカッコよいですね。

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