フルバランスアンプ (X_Under bar)

心地よい音を求めてフルバランスアンプを中心に自作しています。

2015年10月

海外の回路図でよく見かけるコンデンサの表示でn(ナノ)表示があります。
一瞬、何μ(マイクロ)Fなのか、頭の中で計算するのですが・・・・手間です。
日本では、コンデンサやコイルなどでn(ナノ)での表示は少ないと思います。
そこで、表を作ってみました。
 
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試作注文していたHDMIの実験基板が届きました。
 
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HDMIコネクターのピンの穴が大きかった。 (ノ_・。)
少しずつ組みましょう。

DACやマイコンのデジタル系の自作が多くなり、ノイズ成分も高い周波数まで達しており高周波ノイズも気になります。
そこで高周波ノイズを調べるため、スペアナに繋げる広帯域のRF(高周波)ローノイズアンプ、例えばアジレントテクノロジー社のRFアンプ 8447D くらいの広帯域ローノイズアンプが欲しいのですが  ・  ・  ・  自作することにしました。
 
アジレントテクノロジー社のRFアンプ 8447D
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8447Dのスペックは、周波数範囲:100kHz~1.3GHz、増幅率:25dB、NF:8.5dB以下です。

自作予定の広帯域ローノイズアンプの仕様は、周波数範囲:100kHz ~ 500MHz(出来れば1GHz)、増幅率:20dB以上、NF:3dB~4dB以下を目標にしています。
また、複雑な回路では作るのが大変なので、ディスクリートにするかICにするか悩んでいましたが、秋月電子さんを調べてみたら、「GN1021」と言うICがありました。
スペックは、1.5GHzでNF:3dB / Gin25dBでガリヒ素(GaAs)です。
 
ICで、NF3dB(1.5GHz) 、入力と出力のインピーダンスも50Ωに整合されており、インピーダンスマッチングも楽に出来ます。値段的にも安いので、これで組む事にしました。

NF(ノイズフィギュア)は、雑音指数のことで、アマチュア無線をやられている方ならご存知だと思います。
今回製作予定のアンプは、25dB増幅するアンプですが、アンプに入力された信号は25dB増幅され、それとアンプ素子が持つノイズも同時に増幅されてしまいます。
当然、アンプ素子が持つノイズが低ければ、アンプの全体のノイズも低くなります。
NFは、入力信号のS/Nと出力信号のS/Nの比をNFとして表しています。

 
次の式の様になります。
NF(dB)=20log{(入力信号/入力ノイズ)/(出力信号/出力ノイズ)}
 
NFが小さい方が、ノイズが少ない事になります。
アンプ全体のS/Nは、初段で決まってしまいます。
これは、オーディオアンプも同じです。
今回の広帯域ローノイズアンプは、S/Nの悪いアンプの前に繋ぐと全体のS/Nの改善ができます。
 
私の保有しているスペアナの残留ノイズが-115dBとあまり良くありません。このスペアナに今回の25dBのローノイズアンプを繋げると、(-115dB)-25dB=-140dBとなり、残留ノイズを約25dB下げる事が出来る予定です。

オーディオ・ホームシアター展2015「音展」に行ってきました。

今回のお目当ては、オーロラサウンドの「PADA」とDIASOULの「DIASOUL i」です。
真空管オーディオ・フェアの記事で、真空管アンプの情報が無かったので、今回は最初に真空管アンプを持ってきました。(笑
 
オーロラサウンド
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PADA(パーダ)は、EL34を三極管接続による無帰還アンプで、EL34は五極管ですがそれを三極管接続で使っているそうです。やはり三極管の方が音が良いのでしょうね?
音の方は、クリヤーで良い音を出しておりました。
入力部分にトランジスターのディスリートアンプを使っていてハイブリッドアンプです。また、トランス関連は、ルンダール社製のトランスを使っています。
残念ながらアンプ内部の展示は有りませんでした。
 

 
DIASOUL
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DIASOULは、もとDIATONEの技術者が起業したオーディオメーカーで、このDIASOUL i(アイ)がその第一弾と成ります。
音の方は、広がりが有り繊細で、細かい音を細部まで再生してくれるスピーカーです。
私としては、デザインが今一つよく無いかと思いますが、如何でしょうか?
音楽を聴く時は、スピーカーの方を向きますし、見ます、やはりデザインは重要です。
 
 
 
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今回、オーディオ評論家の村井さんが色々とお話をされ、ウィリアムス浩子さんの「MY ROOM」は、ジャズオーディオの好きな方のリスリングルームで録音されたそうです。
今回、その録音に使われたリスリングルームを提供された方・・・池田さん?がお見えになっておりました。 
ウィリアムス浩子さんの大ファンで、ウィリアムス浩子さんとの交流もあり、たまたま新しく作ったリスリングルームを訪問されて、気に入りウィリアムス浩子さんの方からリスリングルームを貸して欲しいと言われたそうです。
DIASOUL iで、聴きましたが素晴らしい録音でした。まさか、この録音が個人のリスリングルームで録音されたとは誰も思いませんね。
 
 
Falcon Lab
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他に気になった製品では、Falcon Lab(ファルコンラボ)のモデル201は、小型ながらダイナミックな音を出していました。少しデモぽい音でしたが、良いスピーカーだと思います。
なお、スピーカーユニットからエンクロージャーまで全て自社製だそうです。凄い!
高域の指向性も広いので、仕事や作業をしながら聴けますね。
 

 
他にも色々と有りましたが、今回、出だしが遅かったため全て見る事が出来ませんでした。
午前中、金田アンプもやっていたのですね。残念でした。
 

昨日、第21回 真空管オーディオ・フェアに行ってきました。
 
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FALさん
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古山さんお元気ですね!
ジャズの生演奏のDSD録音とその場再生をやっていました。
私も生録をやるのですが、シンバルのハイハットの立ち上がりの録音は難しいですね。
 
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SITアンプの内部
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A&Cオーディオさん
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良い音していました。
 
真空管オーディオ・フェアですが、真空管アンプの情報が ・  ・  ・ 無いですね。 (^^;) 
 

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