【前回】スイッチング用のMOS-FETでオーディオアンプ

スイッチング用のMOS-FETでオーディオアンプのドライバー段に使えそうなMOS-FETを探しています。
バイアスの設定などは、上手く行きましたが、位相特性で少し気になる点がありましたので、もう一度確認しています。
20201004_01
丸で囲ってあるところの位相特性です。
途中で180度に反転しています。
測定系の問題なのかも知れません。

今回アンプが悪い可能性が有るので、もう片方のアンプも組んでみました。
20201004_02
結果としては、2回路とも同じ位相特性でした。

ラグリード型の位相補償回路が怪しいと思ったので、ラグリード位相補償回路を外してみました。
20201004_03
回路図の赤丸の回路が、ラグリード位相補償回路です。

周波数特性と位相特性の比較
20201004_04
ラグリード位相補償回路を外した方は、問題無いような感じですが、周波数が1MHzなので表示されないのかも?

周波数を10MHzで測ってみました。
20201004_05
同じような感じです。
測定系の問題のようです。


ん~ 時間をみて他のアンプを測ってみます。


2020年10月5日追加:

測定系の問題でした。
ヘッドフォンアンプを測ってみました。
20201005_01
20201005_02
同じ様に180度で変わってます。
グラフは180度以上は表示されないようです。
アンプは正常と言うことです。