フルバランスアンプ (X_Under bar)

心地よい音を求めて

Full balance amplifier

前回の続き

チップ部品用のヒーテング・テーブルを購入【2023/06/07】

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ヒーテング・テーブル(ホット・プレート)の作りが悪く、使用中に操作スイッチの破損と温度を制御するファームウェアにも問題が有り買い直ししました。
そこで2号機として同じ機種ですが、購入業者を変えて購入しました。
見た目は同じですが作りが違います。
中華製はコピー品が多いのでどれがオリジナルか良く分かりません。
2号機も使っている途中で温度が上昇しないトラブルが発生して使用不可となりました。
1号機はスイッチが壊れて、2号機は本体からヒーターに供給する電源ラインの接続ピンの接触不良で接続ピンの交換が必要となりました。
修理用の接続ピンを発注したのですが手元に届くまで4週間程かかるとの事で、待ちきれないので追加で3号機を購入してしまいました。

と言う事でヒーテング・テーブル(ホット・プレート)が3台となりました。
 (^-^;
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使用に当たっての温度設定ですが、液晶の表示値と実際の温度の誤差(10℃~20℃の誤差)が少し多く感じられます。
そのため赤外線サーマルカメラで温度を確認しながら温度の設定を行っています。
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ヒーテング・テーブル(ホット・プレート)で行うリフロー用のクリーム半田(ペースト半田)は、融点の違う2種類(138℃と183℃)購入しました。
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融点138℃のクリーム半田は、融点が低いのでチップICの補修等に使うと作業がスムーズにゆきます。
またクリーム半田の保管は、冷蔵庫等での低温保存が必要で、賞味期限は3ヶ月~6ヶ月と言っていますが、ちゃんと低温保管されていれば2~3年くらいは大丈夫だと思います。

機器が使えるようになって来たので小型のマイク基板の半付けを行う予定です。

コンデンサーマイクユニットWM-61Aを使ったバイノーラルマイクが完成しました。
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前回、コンデンサーマイクユニットを収める手持ちのイヤフォンを使う予定でしたが、マイクユニットを収める穴が少し小さく上手く収まらなかったので、新しくDAISOでイヤフォンを購入してきました。
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購入したイヤフォンは、外側がメッシュ状に穴が開いているのでマイクとして好都合です。

マイクの組み立て構成は、マイクユニットに固定用のテープを巻き、マイクの先端にスポンジを被せています。
このスポンジは、風対策のウィンドスクリーンの代わりですが、あまり効果は無いと思います。
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マイクユニットに2芯のシード線(モガミ3011)を使いました。
モガミ3011は、かなり細いシード線なので、2芯をパラにして使っています。
取り回しに気を付けないと直ぐに芯線が断線します。
写真は無いのですが、イヤフォンの反対側には吸音材代わりとして脱脂綿を詰めておきました。
最初スポンジを使ったのですが、効果が無いかと思い変更しました。
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こんな感じで完成です。
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早速家を出て試し録りです。
録音された音は、かなり良い感じで録音されていましたが、風が少し吹くと風切り音が気に成ります。
録音の再生をヘッドフォンで聴くとかなりリアルに再現します。

今後の課題は、風対策でしょうか?

パナのWM-61Aと言うコンデンサーマイクユニットをかき集めたら23個ほど有りました。
前回作った選別冶具を使っての測定です。
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最初コンデンサーマイクと信号を発生するスピーカーの距離を1mで設定したのですが、周りの反射の影響を受けて信号レベルが定まらないので、スピーカーとの距離を0.25mまで狭めました。
スピーカーの基準音圧を85dB(1kHz)になる様に音圧計を見ながら測定を実行しました。
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測定した結果は次の様になります
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サンプルナンバー1~14は秋月電子で購入した物で、C1~C5はAliExpressで購入、R1~R4は購入先不明ですが、たぶん秋月電子でしょう。
参考までに100Hzと10kHzのデータも測ってみましたが確度は低いです。
1kHzでのバラツキは、サンプルナンバー1~14で2.6dBの差でした。
サンプルナンバー1~14とC1~C5の中華購入品の比較だとそれより2.5dBほど感度が低くなっています。

これらの測定データからペアーを組んでみました。
( 100Hzと10kHzの測定データも少し参考しました )
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コンデンサーマイクユニットを収めるイヤフォンの手持ち品を探したところ良さそうな物がありました。
このイヤフォンのアウト側がメッシュ状になっているので加工がし易いと思っています。
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無理やり分解しようとしましたが、外れないのでエタノールに1日漬けて置きました。
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上手く分解できました。
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次は、コンデンサーマイクユニットをどの様に固定するか検討が必要です。

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