フルバランスアンプ (X_Under bar)

心地よい音を求めて

2010年08月

やっとアンプをケースに組み込みました。
 
仕事が忙しく、作業ができませんでした。 今日、やっと・ ・ ・ ・。
イメージ 1
 
イメージ 2
アンプユニットをケースに入れ各ケーブルの配線を行いました。(物理的にギリギリのケースを使用したため、ケーブルの処理が大変でした。)
 
イメージ 3

アンプは、ユニット化して簡単に組める様にしてます。一番上の基板がアンプ部、ドライバー部、定電圧回路で、二段目がスピーカの保護回路(音質劣化しますが、今回は入れました)、三段目がファイナルMOSFETと、三階建てとなってます。
 
ユニット化したのは、修理する場合は、このユニットをケースから抜き出せばOKです。作業性を考慮しました。
 
アンプユニットの放熱器部分は、絶縁ゴムでフローティングして、一点アースをしてます。また、トランスもケースとトランスの間にクッション材を入れて、トランスの振動がケースに伝わらない様にしてます(効果あるかですが)。
 
イメージ 4
 
アースポイントは、適当にケースの真ん中にしました。最終的には、ノイズレベルの少ないところを探して決めます。
 
次は、組み込んだ状態の特性を取って行きたいと思います。
 
いよいよ、完成です

バイアス調整が完了したのでアンプの特性を取りました。

アンプ回路のシュミレーション結果と比較しながら確認してみました。
※シュミレーションでの特性:-3dBの周波数特性177.8KHz、利得24.4dB
 
周波数特性は、A-AMP:168.7KHz、B-AMP:175.7KHzで、ほぼ、シュミレーション通りで、ピークも無くまあまあの特性ですが、高域を200~300KHz(-3dB)まで伸ばしたいところです。
※測定条件、バランス入力のバランス出力で測定、負荷8Ω1W
 
測定結果
イメージ 1
 
こんな感じで測定しました
イメージ 2
 
シュミレーションでの利得の値は、対アース間での利得ですので、バランス出力にすると出力が2倍(電圧で6dB)UPします。24.4dB+6dB=30.4dB。
今回のアンプの利得は、A-AMP:32.5dB(1KHz)、B-AMP:31.8dB(1KHz)でした、OKとします。スピーカー端子間のオフセット電圧も30mV~60mVと問題無い値です。
 
オフセット電圧
イメージ 3
 
なお、オープンループゲインの測定は、誘導及び外来ノイズで、測定ができませんでした。アンプの下に鉄板等を置きアースを取れば、測定ができると思いますが今回は断念しました。
 
イメージ 4
 
アンプの熱が凄く、ケースに収めた時にこの熱がどうなるか、少し不安が残ります。
次は、アンプをケースに収め、アースポイントの仮設定と容量負荷特性を確認したいと思います。

先日、実家の物置からオープンリール式のテープレコダーがでてきました。

このテープレコダーは、ナショナルのテープレコーダー マイソニックD RQ-102(1960年代の製品?)で、私の父親が購入した物です。
 
イメージ 1
 
イメージ 2
 
イメージ 3
 
仕様は、単2電池6本のDC9V又はAC100Vです。また、テープキャプスタンに金属キャップを付けると録音スピード(録音時間)を変える事が出来ます。
 
イメージ 4

当時このテープレコダーを使って、テレビの歌番組を父親が録音しているのを良く覚えています。録音している時は、おしゃべりができませんでした。マイクで録音していたと思います。
 
時間が有るときに動作確認をしたいと思います。

↑このページのトップヘ