フルバランスアンプ (X_Under bar)

心地よい音を求めて

2010年10月

皆さんご存知だと思いますが、簡単にD級アンプの説明をします。

D級アンプは、入力信号(オーディオ信号)をパルス変調(PWM変調器)し、スイッチング電力デバイス(MOS-FET)でスイッチングにより信号を増幅するスイッチングアンプです。別名デジタルアンプといいます。
PWM変調器で500KHz位の変調を掛けますので、高周波アンプに属し電力変換率が高いのであまり熱がでません。また、高速スイッチングしますので高い周波数のスイッチングノイズが発生しますが、ローパスフィルターでノイズをカットしてオーディオ信号だけ取り出します。(デルタシグマ変調方式とゆうのも有ります)
偉そうに書いてますが、昨日、「D級/ディジタル・アンプの設計と製作」の本を買い勉強しました。
 
D級アンプは、小型オーディオ製品に使われるケースが多く、そのため電源が単電源です。
単電源で、アンプの出力を稼ぐため、BTL接続が用いられてます。
下記のブロック図は、ネットで検索して入手したブロック図ですが、バランスアンプ構成です。
 
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因みに、私のアンプのブロック図
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ノイズに強く電圧を有効に使えるバランスアンプが増えてくると思います。
 
時代の流れとして、D級アンプ(デジタルアンプ)も自作対象にする必要が有ると思います。

バランスアンプのボンネット(上ブタ)をすると、上のフタの温度が約55℃まで上昇するので、熱対策として穴をあけました。
 
底の穴、左右一列追加しました
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上ブタに穴を追加
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特に上のフタの穴あけに時間がかかりました。
電動ドリルでは、うるさいと家族からクレーム、ハンドドリルで空けました。
 
あと、もう一つ空けないと、 疲れます。

アンプを自作する上で、アンプのひずみ率をどの程度まで抑えれば良いか気になるところです。
 
市販されているCDプレーヤー、プリアンプやパワーアンプのひずみ率は、0.01%~0.001%位とかなりの低ひずみ率です。そして、音が出る要であるスピーカーですが、なんと0.5%~1%と、とても低ひずみ率とは言えません。
と考えると、単純にひずみ率だけを見た場合、オーディオシステム全体でスピーカーが音質を左右する割合が一番高いと言うことに成ります。
また、ひずみ率が悪いと言うことは、基本信号の2倍、3倍、4倍・・・の高調波が含まれることに成ります。場合によっては1/2倍、1/3倍の低調波も発生する可能性も有ります。この高調波は音の倍音(harmonics)になって聞こえると思います。
そうするとスピーカーの音質を評価する場合は、無響室で録音した残響音の少ないソースを聞いて奥行きが無く、音が痩せ、広がりが無いスピーカーが、忠実度の高いスピーカーとなるのでしょうか
 
話が、横道に逸れましたが、アンプのひずみ率はスピーカーのひずみ率の1/10位あれば問題ないレベルと考えると、アンプは、0.1%~0.05%のひずみ率に成ります。私はこの位のひずみ率で問題無いと思います。
 
皆さんはどう思いますか
 

ハイエンドショウトウキョウ2010 最後
 
最後は、真空管アンプで人気のあるトライオードです。
 
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評論家がいますねェ。 名前なんて言ったけ ボケが始まってます。
トライオード儲かっているみたいです。
 
真空管アンプ、良く分からないので、気に成ったところを写真に撮りました。
 
EL34、KT88差し替え可能なプリメインアンプのキットです。TRK-3488 
 
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価格は、84,000円です。スピーカー付で、126,000円。
トライオードは、シルバーのイメージが有りますが、今回ブラック。
(A級シングル10W+10W 8Ω)
 
参考出品ですが、オーディオパレットです。
 
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小さくて可愛い、デジタルアンプでUSBメモリーとSDメモリーが使えます。ライ入力もあり、そしてFMチューナーも付いてます。
 
トライオードがデジタルアンプもやる。ラインナップを真空管から広げてきましたね。
もしかして、この中に真空管が入っているかも
 
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なんか、UFOに見えます。
 

ハイエンドショウトウキョウ2010の続きです。
 
小型システムで、音が良かったと感じたのは、四十七研究所でした。
 
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この10cmのフルレンジスピーカーが良い音を出してました。10cmですので低域は少し出ませんが、上手くまとめた音に成ってます。
 
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また、スピーカーを上向きにして、拡散用の逆さ三角錐をつけると無指向性になると言う物、これも近い内に発売するそうです。
 
 
model0147は、ヘッドホンアンプでライン出力も付いており、12月ごろキット販売されるとの事です。
キットのマニュアルが置いて有りましたが、初心者にも分かり易くできてました。
 
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販売価格を聞いておけば良かったですね。

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