過去に購入したデスクリート部品(トランジスター、FET)の整理をしようと思いHFE、Idssの測定冶具を作りました。冶具の回路は、ネット上に有った回路をアレンジして作りました。


特徴としては、HFE(増幅率)、IdssのほかにVbe、Vgsも測れる様にしました。
また、部品の挿し間違えによる部品の破損を考え回路に100mAのポリスイッチをいれました。ポリスイッチは便利ですね。最近、チョッとしたミスが多く保護回路をいれました。
問題は、測定部品を挿すコネクターの耐久性です。昨日、400回ほど差し替えましたが、コネクターがヘタってきました。そのため、コネクターにコネクターを挿して、コネクターの接触が悪くなったらそのコネクターを交換する事にしました。これなら、耐久性400回として 400回 × 400回=160,000回、使える事になります。
話は変わりますが、トランジスターアンプに使えるオーディオ用トランジスターやFETが、少なくなりました。 また、値段も上昇しています。
小信号FETなどは東芝製がどうにか購入できますが、3本足タイプの物は、危ない状況です。
アンプメーカも半導体の確保が大変だと思います。 最近、オペアンプの使用が多いのはこのためですかねぇ。 また、デスクリート回路の入力の一段目は、FETで無くトランジスターの使用が目立ちます。オーディオ用FETの安定確保が難しいとか?
今後、オーディオ用半導体関連の入手は困難になり、トランジスターアンプの自作が難しく成ると思います。 やはり自作は、真空管アンプですね。