フルバランスアンプ (X_Under bar)

心地よい音を求めて

2012年10月

さだまさし の歌 「檸檬」にでてくる橋
 
歌詞はこんな感じです。
 
或の日湯島聖堂の白い石の階段に腰かけて
君は陽溜まりの中へ盗んだ檸檬細い手でかざす
それを暫くみつめた後で
きれいねと云った後で齧る
指のすきまから蒼い空に
 
金糸雀色の風が舞う
喰べかけの檸檬聖橋から放る
快速電車の赤い色がそれとすれ違う
川面に波紋の拡がり数えたあと
小さな溜息混じりに振り返り
捨て去る時には こうして出来るだけ
遠くへ投げ上げるものよ

JR御茶ノ水駅から湯島聖堂方面に向かう所にある聖橋(ひじりばし)です。
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昔から秋葉原に行く時は、御茶ノ水駅で降りて、聖橋を渡り秋葉原に行っています。
何時もこの歌を思い出します。長い付き合いです。

音展に行く途中、少し寄り道をしてラジオデパートの2階へ・ ・ ・ 。
その時、ひでじさんと偶然会いました。音展を見学しての帰りだそうです。
そして何故か、FALの古山さんのところへSITアンプ S.I.T-7000 の音を聴きに行きました。
 
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FALの平面スピーカーの音も良いですがSITアンプもかなり良い音でした。
30WのA級だそうです。
私も頑張ってSITアンプを作らないと。

LUXMANからやっと出ました。バランスヘッドフォンアンプ P-700u。
 
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何時かは、出ると思っていました。TEACが先かLUXMANが先かと思っていましたが、LUXMANが先でしたね。
先日の音展で、TEACのブースで確認したところバランス型ヘッドフォンアンプは、今のところ出す予定は無いと言っていました。
TEACさんには、バランス型を出すべきと言っておきましたが。(^-^)ニャハ
でも、P-700u (\294,000) は良い値段です。
http://www.luxman.co.jp/presspro/p700u.htm
 
なお、2012年10月27日(土)の「秋のヘッドフォン祭2012」で、発表されるそうです。
行きたいけど、明日は用事があるので行けません。

アンプのプロテクト回路は、必要、不必要と色々と論議は有ると思いますが、貴重な素子を壊さない為にも今回は採用を考えています。どのようなプロテクト回路が必要か。
 
1.スピーカー用プロテクト:
一般的には、リレーを使用しますが、最近アキュフェーズが採用しているMOSFETによるプロテクト回路もあります。(大切なスピーカーを壊すわけには行きません)
    
アキュフェーズ A-46
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アキュフェーズ A-200
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2.過電流用プロテクト:
常に電流値を監視して、過電流が流れたら電源を切る回路です。(大切なSIT素子を守るため必要です)
 
3.トロイダルトランスのラッシュカレント(突入電流)用プロテクト:
トロイダルトランスのラッシュカレントは約20~70Aにも達する場合があります。(実家で使用していたアンプは、アンプの電源ON時に部屋の蛍光灯が一瞬暗くなりました。そして約1年で電源SWが壊れました。)
今回この3種類のプロテクトが必要と思います。
 
 
 
スピーカー用プロテクトとラッシュカレント用プロテクトは、上條氏のHPの回路を参考にしようと考えています。 上條氏のHPは、勉強にまりますよ。

上條氏のHPです↓「 Evolve Power Amplifiers 進化するパワーアンプ」
http://www.ne.jp/asahi/evo/amp/index.htm
 
 
 
上條氏は、脳出血で倒れ今年の3月28日に他界されております。ご家族のご厚意によりHPはそのまま残しているようです。この自作アンプや回路を拝見すると、上條氏のアンプ対する熱意が伝わってくると思います。
上條氏に感謝するとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。
 
 

さて、如何しようか・・・・・。

時間が取れず、久し振りの更新となります。
 
自作アンプの方は、保留状態です。 自分の技術の無さが一番の問題で、オーディオは奥が深く、技術的に色々と知ってくると迷いが出てきます。

その中、10月6日(土)にハイエンドショウ2012に行ってきました。
特に目新しい物は無かったのですが、以前から一度は聴いてみたかった ViV laboratory の「evanui signature III」のプロトタイプを聴くことができました。
 
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ViV laboratoryは、完全ダンパーレス、エッジレス構造のスピーカーを開発・販売しているガレージ・メーカーです。
2年ぶりのモデルチェンジで、ドライバーユニットが従来の8cmから10cmにアップされ、その他にも磁気回路を新しくしたそうです。
やはりこのSPの凄いところは、SPユニットの構造にあります。また、特殊な形でオーディオのSPには見えません。
振動板が宙に浮いている状態になっています。(企業秘密のため構造は良く分かりませんが、特殊な液体?磁石?で振動板が浮上しているそうです)
このSPの音ですが、高域のトランジェントが素晴らしく良く、低域も出ており、バックロードホーンですがバックロードホーンの様な音がしないです。10cmのフルレンジ1発で、ここまで出せるのは凄いと思います。

ViV laboの秋元さんには、今後とも頑張って欲しいと思います。
陰ながら応援しています。

ViV laboratory 株式会社
http://www.vivaudiolab.com/home-j.html

参考映像です。(後半の部分に収録されています)
http://www.youtube.com/watch?v=T_zrid2kfMY
 
 
オーディオデザイン社からは、パワーアンプ、プリアンプのプロトタイプが展示されていました。こちらのアンプは、まだ、試聴が出来なく参考出展でした。
プリの方は、中が見えませんでしたので、パワーアンプの写真を撮ってきました。
 
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パワーアンプは、BTL構造のアンプです。話では、最近のアンプの流れがBTLなのでBTL仕様にしたそうです。
終段は、3パラ~4パラのトランジスターの様です。
 
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目を引くのは、このSP端子です。一般的には、真鍮にニッケルメッキを施しその上に金メッキをするそうですが、このSP端子は銅に直接金メッキをしているそうです。この方が音が良いそうです。かなり大きいSP端子です。
 
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今回、前回と感じが変わったのですがスペック社の「ミュージックDD」です。高域がクリアーになり効果を感じる事ができました。(前回聴いたときは、良さが感じられませんでした。曲の違いによるのかも知れません。)
 
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このミュージックDDは、SPの逆起電力の吸収とSPのインピーダンスを整える物です。
この回路は、コンデンサと抵抗を直列接続した簡単な回路だと思います(たぶん)。
自作できると思います。

今回、レコード音源でのデモが多いように感じました。
デジタルも良いけど、レコード(アナログ)も良いですね。

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