フルバランスアンプ (X_Under bar)

心地よい音を求めて

2013年02月

たまたま、ジャンク屋でフォトカプラのサンプル品だと思いますが、何種類か買うことができました。
 
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その中に、運用よくTLP715も有ったのですが、変換基板とピッチが合わなく実験に使えないので、TLP2105(フォトカプラ2個入りタイプ)を使うことにしました。
 
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波形の方は問題ない綺麗な波形です。また、電子VRのMUSES72320に繋げて確認しましたが、こちらも問題なく音量が変化しました。
 
TLP715は、1個270円×3個=960円
TLP2105は、1個320円×2個=640円
TLP2105を使った方が安くできます。

 

昨年はPIC、今年はArduino(AVRマイコン)を始めることにしました。
PICでは、Chaosさんにお世話に成り、かなり助かりました。
今年は、リセットさんにお世話になりArduinoを始めようかと ・ ・ ・ 。
とり合えず、秋月でArduinoの互換ボードキットを購入。2100円でした。
 
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それとArduinoを勉強しないといけないので、たまたま、Arduinoの特集が。
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トラ技の3月号を購入。

バランス型プリアンプの入力コントロールは、TC9135Pを使いRelayで入力を切替える方法を採用しました。
 
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この回路では、プッシュスイッチが12個ありますが、2種類プッシュスイッチが使えるよう考慮しました。
 
次の回路は、Relayをコンとロースする回路で、全てのコントロール信号は、フォトカプラで、切り離されています。(四角い4端子がフォトカプラです)
 
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こんな感じです。
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次は、回路を組んで確認します。

バランス型プリアンプの入力切換え回路を考えています。

セイデンのロータリースイッチを使いたいところですが、お金が無いのでリレー切換えで進めます。
 
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この部分は、XLRやRCAの入力をリレー切換えにより入力をセレクトする。この方がカッコ良くプッシュボタンで切換え出来るのでOKとしました。
 
入力部分で問題に成るのは接触抵抗も有りますが、各入力端子間でのクロストークの問題です。クロストークは、周波数が高くなるほど悪くなります。メーカのスペックでは、1KHzで60dBとか90dBとよく記載されていますが、問題は、10KHzのクロストークです。
10KHzでは10dBから25dBほど悪化します。いちど計ってみると面白いです。1KHzと10KHzでは変化が全然違います。
 
この回路では、使っていない(セレクトされていない端子)入力部分を1kΩ程度の抵抗でアースに落しています。本来なら抵抗を入れないでアースに落した方が良いのですが、最近のDACやCDPの出力が低インピーダンスなので、これを直接アースに落すと、DACやCDPの出力アンプを壊す可能性があるため抵抗を入れています。でもこの抵抗は出来る限り小さくしたいと思います。
 
次は、入力をコントロールする回路をアップします。

アンプに使う電気を水で考えることもできます。この方が分り易いかも?

 
アンプは、入力信号をそのまま大きく(増幅)しているのでは無く、入力信号に合わせて出力電流を調整しています。※ 真空管は、電圧を調整しています。
 
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図の様に、電源ライン=水道管、アース・(GND)ライン=下水管と考えて、入力信号の増幅率分を、水道の蛇口のコック・ハンドルを調整して水量(電流)を調整しています。この蛇口から流れでた水(電流)が次のアンプやスピーカーに流れます。
 
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その蛇口のコック・ハンドルを回しているのが、A君(トランジスター)、Bさん(真空管)です。他に、C君(MOSFET)もいますね。
 

最後の図は、もう少し大きく考えてみました。
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水(電気)は、川(発電所)から来て、町の浄水所(リップルフィルターや安定化電源)で綺麗にしてから貯水タンク(コンデンサ)に一度貯めます。その水(電気)が水道管(電線)の中をながれて、キッチンや洗面所の蛇口に行きます。使用して余った水(アイドリング電流等)や使い終わった水(スピーカーに流れ使い終わった電流)は下水管(GND・アースライン)に流れて、再び川(発電所)に戻ります。
 
この一連の流れがプリアンプやパワーアンプの電流の流れです。これを見て戴くと如何に電源が重要か解りますね。

飲み水(プリアンプ)に使用するのなら良い浄水器を使用したいですね。

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