フルバランスアンプ (X_Under bar)

心地よい音を求めて

2014年12月

ポータブルヘッドフォンアンプの基板完成を2014年度中にを目標にしていましたが、基板のアートワークも未完成状態です。
 
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追加機能として、リチウムイオン電池が充電できる回路を追加しました。
リチウムイオン電池は、2セル(3.7V×2個)で7.4Vで使う予定です。
充電時は、PC等から充電できるようUSB端子の5Vで充電できるように回路を検討しました。
 
まだまだ、時間が掛かりそうです。
 

2回路入りオペアンプで1回路のみ使用する場合、使用しない余ったアンプ回路の空きピン(使用しない端子)はそのままで良いのか?

2回路入りオペアンプは、1チップ(半導体チップ)の中に2つのアンプ回路を構成していますので、使用していないアンプの空きピンの処理が重要です。
そこで、空きピン端子の処理方法について調べてみました。
 
色々調べて行くと「ボルテージフォロワ接続」にして+入力をグランドへ落とす方法が良いとありました。 - 図1 -
 
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この「ボルテージフォロワ接続」は、0dBアンプ、NFBを100%掛けたアンプです。
でも、この「ボルテージフォロワ接続」、気をつけないと行けません。
「ボルテージフォロワ接続」で使用できないオペアンプがあります。
オペアンプの仕様書に “ 6dB以上の利得(増幅)での使用を推奨します ” などと記載されているオペアンプは、ボルテージフォロワでの使用を避けて下さい。
位相余裕が少ないアンプは、ボルテージフォロワ接続(0dBアンプ)にすると異常発振してしまいます。
実はアンプの過酷な使い方が、ボルテージフォロワ(0dBアンプ)なんです。デスクリートアンプを自作して、ボルテージフォロワ(0dBアンプ)で使用する場合は、注意が必要です。
 
では、ボルテージフォロワ接続できないオペアンプは如何したら良いのか?
部品(抵抗)が2点増えますが、抵抗を 図2 の様に接続して6dB以上の増幅度を持たせます。- 図2 -
 
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接続は非反転アンプですので、R1、R2の抵抗値は同じ値でよいでしょう。
例えばR1:1KΩとR2:1KΩ、増幅度は2倍(6dB)となります。
 
このような場面に出くわしたら思い出して下さい。

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