フルバランスアンプ (X_Under bar)

心地よい音を求めて

2015年01月

コンデンサを選ぶ時は、コンデンサの耐圧に注意が必要です。
特に交流(AC)での使用では、注意しないと耐圧をオーバーして使ってしまう可能性があります。

コンデンサの耐圧表示には、250VACや630VDCと2種類の表示があります。
 
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例えば、200VDCと200VACでは、何処が違うのか分かりますか?
DC(直流)表示の場合は、最大のDC電圧が200V、AC(交流)表示は、交流のSin波の実行値で表しています。
では、200VAC表示のコンデンサをDC表示に変換すると何ボルトになるか?
先ほど、200VDCは最大のDC電圧が200Vと書きました。200Vは最大値ですので、200VACの実行値を最大値に変換すれば、DC表示になります。
計算すると:  最大値 = 200V × √2 ≒ 282V です。
200VAC表示のコンデンサをDC回路で使う場合、耐圧は282Vまで使えます。
 
次にコンセットから取れる電灯線のAC100Vです。
次の図-1のようにコンデンサを使う場合は、入力側のコンデンサの耐圧は何ボルト以上必要でしょうか?
 
   <図-1>
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電灯線からの100VはSin波で50サイクルまたは60サイクルでプラスからマイナスと時間と共に電圧が変化しますので、最大電圧をp-p値(peak to peak value)で考える必要があります。p-p値は、プラス側の最大値とマイナス側の最大値の足し算になります。
図-2は、ムラタさんからお借りした図ですが、Vo-pとVp-pが ⇒ p-p値を示しています。
 
   <図-2>
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AC100Vのp-p値は、100V × √2 ×2倍 = 282V になります。
AC100Vラインにコンデンサを使う場合は、282VDC(200VAC)以上のモノを使う必要があります。

実際には外部からノイズ等の異常電圧も受ける可能性が有りますので、余裕をみて1.5倍から2倍以上の耐圧のコンデンサを使った方が良いと思います。
私は、耐圧630VDCのコンデンサをよく使っています。
コンセットから取れる電灯線のAC100Vはp-p値で282V有りますので気をつけて下さいねぇ!

ポータブルヘッドフォンアンプ基板が届きました。(^-^)/
大きな部品を載せてみました。
 
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注文していたリチウムイオン電池も週末に届く予定です。
今のところ問題無さそうです。
 

だいぶ時間が空いてしまいましたが、ES9018SのI/Vアンプのアートワークを進めています。
 
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このI/Vアンプは、フルバランスでALL FET構成にしています。
FET以外の半導体は、DCサーボのOPアンプ、ダイオード、LEDだけです。
1チャンネルだけでFETを28本使っています。
オーディオに使えるJ-FETは、製造中止品が大半で入手が困難になってきています。
今後このようなALL FETのアンプを作るのが難しくなると思います。
こちらも時間を見ながら進めて行きます。

こんなもん作ってみました。
 
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左側2個がディスクリートタイプのプラスとマイナス電源で、基準電圧はLEDを使用したローノイズタイプ、真中がTPS7A4700とTPS7A3301の超ローノイズICを使用、右側がTPS7A4700の次つらいにローノイズのIC LT1763です。
今後使用する3端子レギュレーターは、これに置き換えて使う予定です。

され、どれが良い音でしょうか、基板が何時届くか楽しみにしております。

だいぶ遅れましたが、先週の土曜日1月10日に花岡幸代さんの18年ぶりのライブに行ってきました。
私は、花岡さんのライブは初めてでしたが、凄く感動しました。
花岡さんは、18年前突然音楽活動を休止してしまい、どうなったのか分らない状態でした。
自分が、18年前に戻ったような感じがしました。
次のライブは何時になるのは分かりませんが、次も絶対行くと思います。
ライブ当日、早く着き過ぎて柏で一杯やってしまいました。ほろ酔い気分で聴くライブも最高です。(^-^)/
CDも買っちゃった!
 
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花岡さんのブログ:
http://blogs.yahoo.co.jp/hanaokayukiyo/

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