フルバランスアンプ (X_Under bar)

心地よい音を求めて

2016年01月

APB-3用 ローノイズプリアンプ基板を2種類作りノイズレベルを確認しました。

 
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基板-Aは、おじさん工房さんの基板を真似して作ってみました。
おじさん工房
さんの基板を持っていないので、写真を参考にして作っていますので、100%同じではありません。
 
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<最初から失敗点・・・今後の課題?>
・オフセット用の半固定VRは絶対必要。 無いのでFETの選別が大変で、難易度「大」です。
・FETのソケットの事を忘れて、狭いフットプリントでパターンを書いたため、FET用のソケットが使えなかった。 ICソケットの外側のプラスチックをニッパで割って作った。
・DC-DCコンのノイズが取れない、消えない。 ローノイズアンプにDC-DCコンを使う場合、ノイズ対策で四苦八苦します。
 
   <おじさん工房さん LNA-1の特性>
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このデータは、おじさん工房さんのオリジナル基板のノイズ特性です。
先ず、この特性に近づけられたらOKとしましょう。
 
 
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左側下の基板-Aで、ケースを閉めた場合のデータでは、ほぼ、OKレベルだと思います。
右側下の基板-Bで、ケースを閉めた場合のデータでは、全体的に約1dBノイズレベルが高いです。また、0Ω(入力ショート)とターミネート50Ωとのノイズ間隔が少し狭い、基板-Aに比べると基板-Bは性能が少し悪いようです。
 
実は、基板-Aの初段のFETは2SK170の2パラ接続ですが、基板-Bは、2SK369Vをシングルで使ってみました。
2SK369Vのドレイン電流を増やして、2SK170のレベルの行けるか、次回実験してみたいと思います。
 
あと、基板-Aには、1kHzのローパスフィルターが付いています。これは、おじさん工房の仕様と同じです。
基板-Bには、IHF-Aフィルターを入れてみました。これは、メーカー製のアンプなどのスペックや仕様書良くに出てくるフィルターです。
 
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今回のケースは、おじさん工房さんのAPB-3とデザインを合わせました。ただ、電池での使用を考え、二次電池4本を入れましたので、奥行きが少し長くなっています。
 
 
今回のローノイズ・プリアンプの製作で、アンプは金属ケースに入れないと、性能が出ない事が改めて確認できました。
 
 

遅れましたが、1月16日に花岡幸代さんのLiveに行ってきました。
 
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今年初めてのLiveは、初めて行く江古田マーキーでした。
 
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今回は、ギター(アコギ、ベース、エレキギター) アキラさん、キーボード 丹野さん、パーカッション 三輪さんと豪華メンバーで、音の方も厚みのある素晴らしい演奏でした。
 
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演奏した曲:
自然の中につつまれて、夢のしっぽ、空、十六夜、星空メール、デイドリーム・ビリーバー、約束、The Water is wide、リンゴみたいなグッバイ、Feel、遠距離、風のオルゴール、 窓辺、人、Goodbye、サイド・バイ・サイド
 
 
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Liveの後は、何時ものメンバーで一杯やってきました。
新年会と言う感じですね。

大学時代から使用していたコンデンサー型ヘッドフォンが、遂に壊れてしまいました。
このヘッドフォンは、大学時代の友達の村山君から無理やり譲って貰ったヘッドフォンです。
当時、コンデンサーヘッドフォンと言えば、お馴染のSTAXとaudio-technicaで発売されていましたが、STAXは専用のアンプが必要でした。(SONY製も有ったと思います。)
専用アンプを使わないのが、audio-technicaとNAPOLEXのヘッドフォンで、音を比べると、NAPOLEXの方が音が滑らかで、長く聴いていても疲れない感じのヘッドフォンでした。
ただ、トランジスターアンプでは、低音が今一つ出ない感じで、MOS-FETアンプに変えたら良い感じになりました。
それと、NAPOLEX  NSA-3を聴いていて気づいたのは、音の分解能でした。
他のヘッドフォンやスピーカーに比べて、部品レベルでの音の違いを表現できるので、それ以降、カップリングコンデンサーやOPアンプの評価には、このヘッドフォンを使っています。
 
今回、右側の音が出なくなり、ヘッドフォンのケーブルを動かすと聞こえる時が有るので、ケーブルの切れている部分を切断して対応しました。
 
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分解途中で、プラスチックのボスが2本折れてしまいました。経年変化でプラスチックが劣化しているようです。約38年前の製品ですからねぇ、かなりボロボロです。
ボスを瞬間接着剤で接着してからエポキシ接着材で周りを固定しました。
 
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完全に乾くまで1日待ちましょう。
 
あと、パットですが、こちらもボロボロです。
 
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代替品を探さないとダメですね。
続きは後日とします。

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