フルバランスアンプ (X_Under bar)

心地よい音を求めて

2017年10月

PSR5 (LT3042+電流ブースター使用小型電源基板 50mm×100mm) 
製作マニュアル

超ローノイズ電源IC LT3042に電流ブースター回路を追加して出力電流1A(ピーク1.5A)を取り出せる小型電源基板(50mm×100mm)です。
この電源基板(PSR5)は、名刺と同等な表面積(5,000mm2)に、出力電流1A(ピーク1.5A)を2回路備えています。
標準の電流ブースター回路では、ヒートシンクを大きくしないと1Aは取り出せなく、今回、電流ブースター用のトランジスタをパラで使う事によりPc(電力損失)を分散させています。

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<主な仕様>
・最大入力電圧:20V、出力電圧:0~15V(3.3V以下及び9V以上は未確認)
・出力電流:1A(ピーク1.5A)が2回路(現状のヒートシンク使用時)
・基板形状:50mm×100mm t=1.6mm と表面積では名刺と同じ大きさ
・半固定VRを使えば、細かい電圧設定が可能です
・2種類のヒートシンクに対応(ヒートシンクの放熱効果を増すため、ネジの替わりに金属製のネジ付スペーサーに交換して金属ケースに熱を放熱することも可能です)
・ヒートシンクをグランドに接続、又はフローティングが選べます
※供給電圧と出力電圧の電圧差(入出力間電圧差)やベンチレーション(風通し)の違いで発熱が違って来ますので、出力電流の1A(ピーク1.5A)は保証値では有りません。
※基板自体熱を持ちますので、平滑コンデンサ(電解コンデンサ)は105℃品をご使用下さい。
※基準電圧抵抗(R11,R12)にパラに接続するチップセラミックコンデンサ(C9,C13)の容量は、4.7uF-10uFをご使用戴けますが、4.7uF以上を使用した場合、電源の立ち上がりが緩やかになるためマイコン等のリセットが掛からない場合が御座いますのでご注意願います。

<表-基板図>
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<裏-基板図>
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<寸法図>
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<回路図>
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<使用部品>
■LT3042(IC1,IC2)  LT3042EMSE#PBF (10-MSOP-EP)
■トランジスタ(Q1,Q2,Q3,Q4)  2SA1859A / 2SA1668
■整流ダイオード(D1-D8)
回路図を参照願います
■ターミナルブロック 2ピン(J1,J2)
■ターミナルブロック又はJST VHコネクタ 2ピン(J3,J4)
■抵抗2012  10Ω(R1,R2,R3,R4)
■電流制限用抵抗2012  750Ω(R5,R6)
0.25A→880Ω/0.5A→850Ω/0.63A→820Ω/1.5A→750Ω
■発振止め抵抗 2012 0Ω(R7,R8,R9,R10)
■基準電圧設定抵抗2012(R11,R12)
微調整半固定抵抗を使用しない場合
3.3V→33.2kΩ、5V→49.9kΩ
■基準電圧微調整用半固定抵抗(VR1,VR2) BOURNS 3296W
出力電圧を微調整したい場合使います
■チップコンデンサ3216 4.7uF/10V-25V(C9,C13) 温度特性:B、X7R、X5R
■チップコンデンサ3216 10uF/10V-25V(C10,C11,C14,C15) 温度特性:B、X7R、X5R
■チップコンデンサ3216 22uF/10V-25V(C1,C2) 温度特性:B、X7R、X5R
チップタンタルコンデンサ3528 10uF-22uF/10V-25V(C12,C16)
■平滑コンデンサ1000uF-2200uF(φ12.5mm ピッチ5mm) 105℃ (C5,C6,C7,C8)
■ヒートシンク(25×23.5×17)

<その他>
ヒートシンクをフローティング及びグランドへの接続が選べます。丸の部分をハンダ付けして戴くとグランドに落ちます。なお、ネジ付スペーサーを使用してケースに放熱される場合は、ヒートシンクをフローティング(ハンダ付けしない)にした方が良い場合が多いです。
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PS_B1 (LT3042使用互換型三端子レギュレーター基板)

超ローノイズ電源IC LT3042に電流ブースター回路を追加して1Aを取り出せる互換型三端子レギュレーター基板です。
基板の大きさは、幅13mm×縦21mmとコンパクトに纏め、またヒートシンクに取り付けができる様にビス穴も付けました。

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<主な仕様>
・最大入力電圧:20V、出力電圧:0~15V(3.3V以下及び9V以上は未確認)
・出力電流:1A(大型のヒートシンクを使用時、500mA以上は未確認)
・基板形状 :幅13mm×縦21mm  t=0.8mm
・半固定VRを使えば、細かい電圧設定が可能です
※供給電圧と出力電圧の電圧差(入出力間電圧差)やベンチレーション(風通し)の違いで発熱が違って来ますので、出力電流の1Aは保証値では有りません。
※電流ブースター回路を外せば、薄型の200mA電源にもなります。(基板の放熱容量は未確認です)
※ヒートシンクに取り付ける場合は、放熱シート無しでOKです。ただし、電流ブースター用のトランジスタ無しの場合は、ヒートシンクに取り付け出来ません。

<表-基板図>
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<裏-基板図>
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<回路図>
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<配置図>
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<使用部品>
■LT3042 (IC1)  LT3042EMSE#PBF (10-MSOP-EP)
■トランジスタ(Q1) TTA008B / 2SA1359Y
■細ピンヘッダ(オスL型)1×10
■チップ抵抗2012 4.7Ω-5.1Ω/10Ω(R1)
チップ抵抗の4.7Ω-5.1Ωが入手出来ない場合は、10Ωで代用して下さい。10Ωにした場合は、電流制限設定の抵抗値が変わってきます。
■電流制限用チップ抵抗2012 (R2) 0Ωで制限無し
4.7Ω(R1)使用時(0.25A→880Ω/0.5A→850Ω/0.63A→820Ω/1.5A→750Ω)
10Ω(R1)使用時(0.25A→1.8kΩ/0.5A→1.7kΩ/0.63A→1.65kΩ/1.5A→1.4kΩ)
■基準電圧設定チップ抵抗2012 (R3)
微調整用半抵抗を使わない場合、3.3V設定→33.2kΩ、5V設定→49.9kΩ
■基準電圧微調整用チップ半固定抵抗1MΩ(VR1)
3.1mm×3.6mm角 TC33X-2-105E
■チップコンデンサ2012  0.1uF-1uF/10V-25V(C2) 温度特性:B、X7R、X5R
■チップコンデンサ2012  4.7uF/10V-25V(C3) 温度特性:B、X7R、X5R
■チップコンデンサ2012  10uF/10V-25V(C4,C5) 温度特性:B、X7R、X5R
■チップコンデンサ2012  22uF/10V-25V(C1) 温度特性:B、X7R、X5R

<その他>
基準電圧抵抗(R3)にパラに接続するセラミックコンデンサの容量は、4.7uF-10uFをご使用戴けますが、4.7uF以上をを使用した場合、電源の立ち上がりが緩やかになるためマイコン等のリセットが掛からない等の障害が出る場合がありますのでご注意願います。
LT3045(電流容量500mAタイプ)のMSOP形状ですと、この基板に取り付けが可能ですが500mAまで流す場合は、放熱容量の問題からヒートシンク等での放熱を考慮する必要が有ります。

昨日、 10月1日(日)に「第8回 宇都宮手作りオーディオ会」に初めて参加させて戴きました。
皆さんのレベルが高かった。

準備デモは、「宇都宮手作りオーディオ会」の会長さんの「ひでじ」さんです。
済みません、写真撮るの忘れました。
PARC17cm PP 2WAYスピーカーと、最近ご購入されたRMEの「Baby face PRO」です。
この組み合わせでの試聴では、奥行きと広がり、また力感も有って良い感じで鳴っていました。
私は、PARCのPP系の音が特に好きです。
あとRMEの「Baby face PRO」、小型ですがかなりの重量感があります。コンパクトで持ち運びも良いです。
やはりプロオーディオのREMですので、保管用のケースも良い作りしていました。


と言う事で順番に書いて行きます。
一番手に、「かべ」さんの(1)DDコンバーターの電源による音の違い。(2)Pioneer PD-30AEは本当は何が出来る?

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DDコンの電源をソーラー電源で駆動しての音質の変化です。聴いた感じでは、ソーラー電源の方が音がスッキリしている感じを受けました。DDコンもクリーン電源が良いですね。
Pioneer PD-30AEが、ハイレゾソースを認識すると言う事で、CD-Rに焼いたハイレゾソースを再生出来るか確認を行いました。今回はファイルの保存構造(層)の問題?で確認出来ませんでした。残念!


二番手に、「那須山」さんのSHURE V15 Type IV, V, Vxの聴き比べです。

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事前にレコードから録音してありSHURE V15の聴き比べですが、どのタイプかを当てるクイズです。
私は全滅でしたが、楽しかったですね。
因みに、クイズの賞品はグレープのレコードでした。


三番手は、私のES9038PROのQUAD DA1です。

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今回もケースに入れる時間が取れなく、バラックでの参加です。
写真を撮るのを忘れまして、発表が終わってからの写真です。ww
再生システムは、ひでじさんのmacbook、SONY AV650G改アンプ、PARC17cm PP2Way SPをお借り致しました。 有難う御座いました。
今回は、I/V変換アンプ基板を1枚ずつ挿して行き、音の変化を確認して戴く内容でしたが、1枚、2枚、3枚と増やして行ったのですが、変化が分からないと言う事で、3枚の次は8枚まで飛ばしての試聴と成りました。
私の家での確認では、I/V変換アンプ基板を増やすごとに、低域が力強くなり、音の奥行きと広がり、残留ノイズも低くなって、無音からバーンと音が出る感じです
音質の変化は、最大の8枚に近づくほど変化は少なく成りますが、やはり8枚が一番良い音です。


四番手は、「Masa」さんの21HB5AサークルトロンOTLアンプです。

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21HB5Aを使っておりまして、TV用の真空管だそうです。
済みません、真空管は良く分かりません。
上段が真空管アンプで、下段がスイッチング電源群です。48Vのスイッチング電源を直列に使って高圧電源としています。
音の方は、半導体アンプと違って、柔らかな音を奏でていました。


五番手は、「milon」さんの自作アナログプレーヤーです。

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ヘッドシェルやターンテーブルのセンタースピンドルを自作しておりました。
ここまで自作するとは、凄いの一言です。3種類自作して、その音の変化の比較です。
スピーカーも往年の名機、日立(Lo-D)のHS-350でした。久しぶりに聴きましたが、良い音ですねぇ。ターンテーブルが良かったのでしょう。


六番手は、「muu*en*000」さんのWE VT52シングルとヤマハ10モニです。

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WE VT52シングルは、京都の方に作って戴いたアンプだとの事です。
出力は7Wだと言う事でしたが、パワー全開でガンガンやってくれました。www
真空管アンプも捨てがたい良い音ですね。


トリは、「Amk**Mjm」さんのストレートホーンドライバー&foobarマルチ・デジタルアンプです。

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ストレートホーン、素晴らしい出来でした。加工が大変だったと思います。
音の方は、素晴らしいバランスの音でした。ホーンスピーカーが欲しく成りました。
あと、マルチ・デジタルアンプを上手く使っていますね。ケーブルは、PCからHDMI接続の1本だけで3ウェイマルチと言う事もまたビックリしました。
参考になります。

今回、初めての参加でしたが、色々と勉強になりました。

ひでじさん、ならびに宇都宮手作りオーディオ会の皆さん有難う御座いました。

帰り、駅まで送って戴き助かりました。(^-^)/

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