フルバランスアンプ (X_Under bar)

心地よい音を求めて

2018年07月

コンデンサーマイク ECM8000用にマイクショックマウントとマイクバーを購入しました。

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マイクバーにマイクショックマウントのマイクホルダーが上手く固定出来ない。。。。。 σ(^_^;)アセアセ...

中華製は手を加えないとダメですねェ。

友達のマイクを改造したのが切っ掛けで自分でもマイクを改造してみようとBEHRINGER(べリンガー)のECM8000を購入しました。

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今回失敗を予想してECM8000を中古で7本ほど調達しております。

このマイク、マイクの先端を接着剤で固定して有り、これが手強いです。
この部分が外れないと改造も出来ません。
色々と苦戦の末何とか外れました。

     ■ 外したマイクの先端です。
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     ※ 茶色いのが接着剤です。

     ■ こちらが中に入っていた基板です。
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こんな感じで入ってました。
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マイクの製造時期が違うため基板や載っているパーツも違います。

     ■ ECM8000のマイクカプセル
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ECM8000に使われているマイクカプセルですが、パナのWM-60Aに似ています。
また、製造時期によってマイクカプセルが違っている様です。
刻印を見ると60Bと書いてある物と全く刻印が無い物が有ります。


最初は、この基板をShinさん方式で改造しようと考えましたが、それでは面白くないので新たにマイク基板を作りました。
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以下はシンさんのECM8000の改造記事です。


今回の回路は、Schoeps方式のマイクカプセルのドレインとソースの2ヶ所から信号を取り出して、受けのトランジスターをJ-FETに変更してドレイン出力で出しています。

ご参考としてSchoepsの回路図!
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       これを見て回路を想像して下さい。ww

また、ECM8000に使われているマイクカプセルをパナのWM-61Aに変更しています。

この三連休に友達と動作確認と音質評価を行いました。
音の立ち上がりと帯域バランスが良く満足できる音質でした。
作ったマイクアンプ基板は約10dBほどゲインを稼いでいるの若干S/N的には有利かと思います。

二種類の基板とマイクを作ったのですが、その他の機材が重たくて一種類のみ持参してマイク評価をしました。
次回は、残りの一種類とJ-FETのバイアス電流を変えたマイクを聴いてみようかと考えています。

あと、金田式のバランス型マイクアンプ基板も作っています。
     ■ 金田式 DCアンプシリーズNo.255 (MJ誌 2017年10月と11月号)
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本来なら金田石を使いたかったのですが、部品が大きくなりマイク筐体に収まらないので、たぶん互換性のある半導体に換えています。
かなりコンパクトに出来ました。

金田式はADC基板も一緒に作らないと動作しないのでADC基板のアートワークも進めています。
と言っている間にMJ誌2018年8月号に新しいバランス型マイクアンプの記事が出てきました。
また追加で新しいマイクアンプ基板を作らないとダメですね。

昔生録が流行っていて、私も高校、大学時代と色々と録音しました。
自分で録音して再生した音の比較でオーディオシステムの評価も重要かと思います。
発売されているCDや音源は、実際どの様な機材でどのように録音されたかの情報が含まれていません。
これらの情報が無くて、音の評価やオーディオシステムの評価をすることが出来るのか少し疑問に思います。

デジタル録音でデジタル処理ですと幾らでもマスタリング・エンジニアが弄れるんで、情報を記載しても意味が無いのかもです。

頒布版バージョン1.2の基板を4枚組んで動作確認をしました。
4枚とも一発で動作問題無しです。
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