フルバランスアンプ (X_Under bar)

心地よい音を求めて

2018年10月

初めて使うADC(PCM4222)なのでエバリュエーション用の回路を追加して、諸特性を確認出来る様にしておきました。

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ADCの入力をショートした時のノイズを測ってみました。
全て96kHz 24bitで測定しています。

Lチャンネル:
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赤く囲った部分が気になります。-130dBレベルですので問題ないと思います。周波数は860Hz位です。

Rチャンネル:
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Rチャンネルは2ヶ所に出ています。
こちらは、890Hzと1.2kHz位のところです。
レベルは、-128dBと-132dBでしょうか。

今後何処からのノイズか検証をする必要も有ると思います。
スイッチング電源を2個積んでいますので、その電源のノイズの可能性も有ります。

こちらは、参考に歪みを測ってみました。

Lチャンネル:
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Rチャンネル:
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歪みも-120dBレベルですので少ない方だと思います。
-120dBは、1μVです。

ADC基板から動作確認を行いました。
若干修正ヶ所が有りましたが、波形からADCの動作は問題無い様です。
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マスタークロック 24.576MHzの波形です↓
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ダンピング抵抗をもう少し小さくした方が良い感じですね。

ビットクロック (ADC出力)96KHz時の波形
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ビットクロック (ADC出力)192KHz時の波形
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  特にコメントしません。

ワードクロック(ADC出力)96KHz時の波形
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ワードクロック(ADC出力)192KHz時の波形
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データ(ADC出力)96KHz時の波形
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データ(ADC出力)192KHz時の波形
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波形の写真は無いですが、デジタルトランスミッター(DIT4192)の出力も問題無いことを確認しました。

実験では、850mAhのリチウムイオンポリマー電池(1個)3.7Vで動作させました。
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ただ、この容量だと1時間位しか持ちません。w



これは安い、DAISOで安いマイクホルダーを発見、1個 108円。
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と言っても、これはペンホルダーです。
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マイクホルダーの固定はノート等に挟んで固定します。
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これは使える。www

部品が全て揃っていないのですが組めるところまで組んでみました。

金田式DCマイクアンプ部分はADC基板の上に乗る方式にしました。
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アドオンの金田式DCマイクアンプ基板を外すとOPアンプを使ったマイクアンプとなります。
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これは金田式と普通のマイクアンプとの音の比較のために2種類使えるようにしています。

今回の挑戦は、スイッチング電源を2種類使ってみました。
赤く囲った部分です。
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録音は、ライブハウス等の外録音が多いので、成るべくスリムに軽く作る事にしました。
電源は、リチウムイオンポリマー電池(1個)3.7Vをケースに入れてコンパクトにします。

大きな課題は、スイッチング電源のスイッチングノイズです。
スイッチング電源は+5V、+12V、-12Vの3電源を作っています。
裏側にスイッチング電源の部品を配置したのは、部品から直接飛び出すノイズが他のオーディオ回路に飛びつかないよう考えたのですが、上手く行けば良いのですが。

スイッチング周波数は3波となりますので、スイッチング周波数間のビートダウンも心配です。

本日、残りの部品が届く予定ですので、また作業が進められます。

試作基板が届いていました。

【A/Dコンバーター基板】
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【マイクアンプ基板】
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ちょっと見ただけで2ヵ所の間違いを発見 、
 何回かチェックしたのですがねぇ。
さて、どちらから組んで行くか。

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