フルバランスアンプ (X_Under bar)

心地よい音を求めて

2019年12月

IV変換アンプ基板のアートワーク完了、基板屋さんへの試作依頼は来年ですね。
■IV変換アンプのベース基板
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■IV変換アンプ基板
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■LPFアンプ基板
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■DAC基板
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DAC基板は、ベタアースを貼るだけです。
※ DAC基板とDAI基板はソフトを担当しているリセットさんの回路図の確認が終わった段階で基板屋さんに試作依頼する予定です。

ヘッドフォンアンプ基板は苦戦中です。 (・・;)

IV変換基板が4枚、LPF基板が1枚、ヘッドフォンAMP基板が1枚構成のベース基板の配置がほぼ完成しました。
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後はアドオンされる基板との接触を逃れるように電解コンの配置を決めるだけです。
今回はディスクリートのIV変換基板も作る予定ですので電解コンとの接触が心配です。
それとヘッドフォンAMPを不要とされる場合にヘッドフォンAMPのところに電源強化基板が刺さるように考えているのですが、これが案外と難しい。
電力系ですのでコネクタの端子を幾つかパラ接続しないと接触不良での音質劣化が懸念されます。
この部分をクリアできなと電源強化基板の採用は難しいかなと思っています。

AK4499 DAC基板のアートワーク、基板形状を小さく出来そう。
部品のレイアウトを整理したら90mm×120mmで行けますねぇ。
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信号の流れも理想的だし良かった。

デノンから発売されたフラッグシップSACDプレーヤーのDCD-SX1 LIMITEDの音を聴いただろうか?
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DCD-SX1 LIMITED:

私は先日の東京インターナショナルオーディオショウで聴くことが出来ました。
奥行きや広がりを含めかなり良い音を奏でていました。

何故ここでこのデノンのSACDプレーヤーを取り上げたかと言うと、基となるDCD-SX1のカスタマイズでここまで音が良くなるのかと言うことと、このSACDプレーヤーに使われているDACにあります。
DCD-SX1に使われているDACは皆さんご存知のTI製(Burr-Brown)のPCM1795です。
LIMITEDに成ってもDACは変更無しのPCM1795を使っています。

いまES9038PROやAK4499などの最新DACが騒がれていて自分もこのDACを使って設計していますが、過去のDACを含め100%使いこなしているか疑問に思ってきました。
どうもスペックばかり目が行き本来の音について作り込んでいないと思うようになりました。
現在、何方が作ってもPCM1795よりもかなり良い特性のDACは作れます。
また性能特性と音質は一致しないことは何度となく経験してきました。
例えば歪みが最小の時が音が一番良いとは限らないと言うことです。
それとDACを入れるケースとかケーブルの配線とかでも音は変わります。
ES9038PROを使用したDA1の時は、DAC基板とIV変換基板の位置で音が変わりました。
DAC基板にノイズ対策を施しているにも関らずDAC基板からのノイズの輻射はIV変換基板にも影響を与えているようです。

AK4499はこのへんを踏まえて回路設計して行きたいと思っています。

機会が有りましたらDCD-SX1 LIMITEDの音を聴いてみて下さい。

AK4499DAC基板のアートワークも進めています。

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課題はこのDAC基板を少し小さくする事です。
100mm×120mm ⇒ 90mm×120mm です。
図の左側の黄色い縦線で切れば90mmとなります。
今は部品を右側に移動をしています。
上手く行けば良いなぁ。

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