フルバランスアンプ (X_Under bar)

心地よい音を求めて

2020年03月

先日修理したSONYのヘッドフォン MDR-CD900STですが、片方の音が出たり出なかったりしてきました。
20200321_01

そこでケーブルを疑ったところケーブルの3.5mm 4極のピンジャックの中で線材と金属ケース間でショートしていました。
緑色の丸の部分の被覆が剥けています。
20200321_02
金属ケースを締め付ける時に金属ケースのネジ山が線材の被覆を切ってしまった感じです。
今回、ケース形状の小さめの3.5mm 4極のピンジャックと太めの芯線(AWG26番線)を使ったことも有ると思います。
芯線をAWG26番線でなく一つ下のAWG28番線でも良かったのですが、少しでも太くした方が切れ難いし直流抵抗も低いの良いかと採用しました。
黒いモールドの部分を少し削ってハンダ付けをし直しました。

ついでにピンジャックがシルバーなので、黒色のスミチューブを被せて置きました。
20200321_03

CrossOverDA1 組立済み基板セット ES9038PROを4個使用した弩級DAC(QUAD仕様)を出品しています。↓↓↓

20200314_01

現在、北鎌倉電子工作同好会でAK4499 DACの開発を進めていますが、なんせ同好会ですので活動費もあまりなく、この基板を売って活動費の足しになればと思っています。

ご興味のある方は覗いて見て下さい。

20200303_01

MDR-CD900STのLchの音が出なくなりLchに接続されているケーブルの断線がわかったので、ヘッドバンド部分の交換をする事にしました。

20200303_02
MDR-CD900ST用ヘッドバンド 税¥4,356
値段が少し高いですがヘッドバンドも劣化していたので交換です。

ただ交換するだけでは面白くないので、ヘッドフォンのケーブルが交換できる様にマル信無線電機製の3.5mm 4極ジャックを追加してみました。

こんな感じで穴を開けてみました。
20200303_03
無理やりドリルで開けたのでエッジ部分が欠けてしまいました。
本来ならジャックのネジに合わせてハウジング本体にネジを切れば良いのですが・・・次回考えましょう。

20200303_04
穴はギリギリの大きさに開けて、嵌め込む感じにしました。

さてプラグを挿してみましょう。
20200303_05
あれれ ジャックが中にめり込んでしまいました。
やはりハウジング本体にネジを切って止めないとダメですね。

接着剤で止めれば大丈夫かと思いましが、やはりダメでした。
20200303_06



次に考えたのは、ジャックの後ろにリブを立ててジャックの後ろから押さえる方法です。
20200303_07
20200303_08
アルミ板でリブを作ろうかと思ったのですが、音的に響くかなと思いコンポジット材の基板を加工してリブを作ってみました。
これは上手く行きました。

さて、組む前に音が出るか確認したのですが、ケーブルを交換しているのにLchから音が出ませんでした。そこでドライバーユニットをとりだして再度確認しましたが音が出ません。
20200303_09
わー ドライバーユニットも壊れていました。
この様な事ってよく有りますよねェ (ノ_・。)

と言う事で、ドライバーユニットとウレタンリングを購入しました。
20200303_10
ドライバーユニット 税込¥2,068×2個=¥4,136
ウレタンリング税込¥121×2個=¥242

完成です。
20200303_11


新しいヘッドフォンを買った方が良かったかなぁ www

↑このページのトップヘ