フルバランスアンプ (X_Under bar)

心地よい音を求めて

2021年05月

スピーカーセレクターのケースを購入したので、レイアウトを考えてみました。
ケースは、TAKACHIのYM-300 (W300mm / H50mm / D200mm)です。
横幅が若干狭いですが、これより大きくするとデザイン的に良くないので、この大きさのケースを選びました。
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スピーカーのターミナルが一直線に並ばないのは少し残念ですが、しょうがないです。
依頼主の要望で、音工房Zさんの「スピーカー能率補正機能付スピーカー切替器」をパクる事にしました。
このへんの機能は、CrossOver CA1で採用しているので、目新しい機能でも無いです。

スピーカー能率補正機能付スピーカー切替器:

今の段階だとリモコンと電子ボリュームの対応には時間が掛かるので、この二つは無しで進めます。
時間を見て機能を追加して行きます。

特徴として、プリアンプは「アンバランス」と「バランス」が使えて、入力は、XLRが2個、RCAが2個の4入力に対応する予定です。
プリアウトは、RCAが1個、XLRが2個で、片方は位相切り換えが出来る。

位相切り換えについては、古いCDのなかには、位相が反転して録音されているCDが有りますので、あえて位相切り換えが出来る機能を追加する予定です。

それと、スピーカーセレクターで切替わって接続されなくなったスピーカー端子は、MOSFETスイッチでショート(ショートピン)されます。
一般的には、スピーカー端子へのショートピンと同じです。

これは、オーディオ・ショーや展示会などで多数のスピーカーを並べると、デモ中のスピーカーから出る音にその他のスピーカーの振動板が共振してしまい、ドロンコーンが沢山並んでいるような状態になり、不要な音があちこちから出てしまいますので、その対策です。
これ、重要ですよ!

こんな感じで進めています。



前回の続きで、自作スピーカーを評価したいのでスピーカーセレクターが欲しいとの事で、スピーカーセレクター基板を作りました。
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切り換えには、低ON抵抗のMOS-FETで切り換えています。
この手のMOS-FETは、昔に比べてだいぶ安くなりましたねぇ。
この基板では、4系統(4個)のスピーカーの切り換えが出来ます。
また、バランス(BTL)のパワーアンプを想定して、ホット側とコールド側を切り換えます。

2枚の基板で2chをカバーする形です。
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このスピーカーセレクター基板のコントロールは、簡単なロジックかマイコンで出来るように考えていまが ・ ・ ・ さあ、どうなるか??
楽しみです。w

オペアンプを評価したいのだけど、オペアンプを交換するのが大変なので、この辺を考えたアンプは作れないかと、要望が有ったので作ってみました。
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オペアンプをソケットから外して、そして次のオペアンプを装着、オペアンプを交換している間に、聴いた音を忘れてしまうし、位相補正のコンデンサも交換する必要があるとかと、案外と大変です。

この問題にお答えして、オペアンプ4種類を切り換えて、聴くことができるプリアンプです。

現在は、回路の調整中で、ある程度回路定数が決まったら残り3回路も組んで行こうと思っています。
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あまり必要の無いアンプですね。ww


それと、スピーカー切替器(スピーカーセレクター)も欲しいと言うことなので、この辺も同時に進めています。




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