以前、完全差動アンプ回路を色々とシミュレーションなどを行い検証してきました。
以前のブログ:
2020/05/04【完全差動アンプ再び】
2020/05/13【完全差動アンプ再びの続き】
2020/05/20【完全差動アンプをもう少し調べてみる】
実際に基板を作って回路の動作確認を行う事にしました。
今回2種類の基板を試作しました。
前回の回路の問題点として、Vocmエラーアンプのゲイン不足がありました。
それを補うためVocmエラーアンプの差動アンプ部分の負荷を定電流負荷にしました。
これで少しは良くなったのですが、Vocmエラーアンプのオフセット電圧が、完全差動アンプ全体に影響してしまい、Vocmエラーアンプをディスクリート回路で構成するのは、回路が複雑になるので、今回はOPアンプを使う事にしました。
こちらの回路は、前回シミュレーションした回路です。
左下側にあるのがOPアンプです。
次が、LH0032型の回路です。
2つの回路基板を作って性能比較するのも面白いと思っています。
暇をみて、進めて行きます。