フルバランスアンプ (X_Under bar)

心地よい音を求めて

2023年04月

時間が掛かりましたが完成。

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前回:
SONY PCM-D100用のマイクアンプの製作(4)  2021/11/28


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このマイクアンプは、PCM-D100にXLR端子のコンデンサマイクを使用するために作りました。
電源としては、ファンタム電源の48Vとマイクアンプの電源±15Vが必要です。
また、リチュウムイオンバッテリーでの使用がメインですので、48Vと±15VをDC-DCコンバーターで作っています。

下の写真が、DC-DCコンバーター基板で、基板の左側がリチュウムイオンバッテリーの充電回路で、中央が48VのDC-DCコンで、右側が±15VのDC-DCコンです。
DC-DCコンの残留ノイズで苦労しました。
今の段階で、3端子レギュレーターICより少ないレベルまでノイズが落ちました。
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下の写真の左側がDC-DCコン基板で、DC-DC-コンからのノイズが空中に輻射するので基板を裏側にして止めています。
出来れば、シールドケースに入れたいところです。
右側がオールFETのマイクアンプですが、チップFETでNチャネルとPチャネルのコンプリPPで揃えるのが大変でした。
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赤色で囲ってあるのが、リチュウムイオンバッテリー(2,200mAh)です。
これも無理やり入れた感じです。
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とりあえず使えていますが、マイクゲインをもう少し高くしたいと考えています。
また、CD-CDコンからのノイズですが、これも測定してみたと思っています。

ケースに入れ込み、完成しました。

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ヘッドホン出力は、4極XRLと5極4.4mmのコネクターを付けました。
4.4mmのPentaconn(ペンタコン)は、ケースへの取り付と方法が難しいので、使えそうな物を何種類か購入してその中から良い物を使っています。

【ヘッドホン用バランス接続コネクターはPentaconn(ペンタコン)】2020.10.19



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今回は、前に完成したプリアンプとデザインを合わせました。
ポイントはセレクター・ツマミとボリュウーム・ツマミで、使用したΦ44mmのツマミですが秋葉ではこの大きなツマミは売っていないようです。
以前、お店の人に聞いた話では大きい物は製造中止になったとの事です。
大きいツマミを使っている人がいないと言う事ですね。

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電源トランスは、写真の様に配置しました。
この配置でないとトランスが収まらなかったです。
基板とトランスがギリギリです、また、フロントのコネクターともギリギリです。

一番心配していたケースのフタを閉めた時のトランスからのノイズの影響ですが、耳で聴いた限りでは全然有りませんでした。
後日ノイズレベルを測定したいと考えています。


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