フルバランスアンプ (X_Under bar)

心地よい音を求めて

2023年06月

行方不明だった、小型のVUメーターが出てきました。
パーツボックスの奥にしまい込んでしまい見つからなかった。
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以前ブログに乗せた内容です。
VUメーター可愛いので買ってしまいました【2014/10/28】

1,400円で購入したんですね。

バックライトを点灯させたところ。
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このVUメーターのバックライトは、細長い豆電球が使われています。
10V~12Vを供給しますが、10Vで電流は約45mAほど流れます。
電力は、10V×45mA=0.45W になります。
省エネを考えて、この電球をLEDに変更する事にしました。

分解するとこんな感じです。
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真ん中の細長いのが電球です。

交換する光源は、ユニバーサル基板に3mmのLEDを3個ハンダ付けして完成です。
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LEDの色は、手持ちの白色の高輝度タイプを使っています。

点灯させると、こんな感じに仕上がりました。
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LEDの指向性が強いのと、色が白いので、電球色のLEDを使いたかったですね。
チップ型LEDを使えばもう少し光が拡散されたのかなあと思っています。

VUメーターを2個並べてみました。
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最後にLED点灯時の電力ですが。
電力は、8V×1.5mA=0.012W と、電球の0.45Wと比べるとかなり小さいです。





何時ものAliExpressで、チップ部品のリフロー半田付け用に「ヒーテング・テーブル」を購入しました。
送料込みで¥2,490でした。 安い?
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Mini heating table
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早速、中身を確認して電源をON。
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ウワー、エラー表示が出ています。 (>_<)
色々と操作ボタンを押してもエラー解除しません。
不良品です。

返却するのが厄介なので自分で修理です。
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温度センサーのフラットケーブルが断線していました。
ケースを良く見ると、このケース3Dプリンターで作ったケースですね。

ボタンも3Dプリンターで作っていますが、造形がひど過ぎます。
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ケースにこのボタンを入れると、引っかかって戻りが悪いです。
なので、ヤスリで削って修正しました。

ネジが一つ欠品しています。
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送られて来た箱の中を確認すると、ネジが有りました。
輸送中に外れた様です。

修理して、完成です。
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部品が4個余りました。
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使わなくても動いているので、良しとしますが、時間をみてまた開けてみます。

温度を150℃まで上げてみました。(怖くて150℃で止めました)
温度は、温度計が無いのでよく分かりませんが、使えそうです。

実際のハンダ付けは、手元にクリームハンダが無いので、AliExpressで購入して実験してみます。
クリームハンダが、溶けるとよいですね。


【主な仕様】
電源 : usb type-c 65W、20V、3.25A (pd65w推奨)
温度範囲 : 0~350℃ (最低温度は周囲温度です。加熱のみ可能で、冷却はできません)
※注: 温度は250 ℃ を超えないことを推奨します。
製品サイズ : 長さ: 5.6cm幅5.6cm高さ: 3.5cm


つづく


前回、あまりにもAC電源の波形が汚いので、この波形が正しいのか他の方法で検証することにしました。
【AC電源の波形観測器 (1)】2023.05.28

先ず、電流の波形です。
2年前に購入した電流プローブを忘れていました。購入して、一度使っただけです。
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電流プローブを探して出して、早速プリアンプの電流を測ってみました。
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写真の上側が今回製作した機器の電流波形で、下側が電流プローブの波形です。
ほぼ、同じ波形しています。
この波形から製作した電流トランスの部分は問題無いと判断します。

問題は、電圧の波形です。
余りにも汚い波形です。
10年前にACコンセットの100Vを見た時も波形が悪かったと言うイメージが有りましたが、ここまで悪かったかは、定かでは有りません。

直接オシロスコープをACコンセットに繋げると、オシロスコープが壊れるので、下記の回路を作って波形を観ます。
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この回路で有れば、ライブ側、ニュートラル側にも抵抗を入れていますので安心です。
取り出す電圧も0.1Vくらいですので良いかと思っています。

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だいぶ、違いますね。
上側が今回製作した機器の電圧波形で、下側がトランス無しの電圧波形観測回路の波形です。
この波形から、1000:1000のトランスが悪い様です。
トランスの2次側の負荷が10kΩなので、軽い負荷だと思いますが?


トランスを単体で測定した時に負荷1kΩでも問題無く使えていたので、2次側の負荷に1kΩをバラにして入れてみました。


全体の回路図が以下に成ります。
20230604_05

そして、1kΩを追加すると、波形が良くなった!!!
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上も下と同じ様な波形に・・・。(上側が1kΩ追加時の波形)

この1000:1000のトランスは、2次側の負荷を変えると波形が歪むのですね?
トランス単体での確認では、周波数特性は見ましたが、2次側の波形は見ていませんでした。
手抜きはダメですね。

下のFFT分析は、左側が2次側負荷10kΩで、右側が1kΩを追加にした時です。
負荷が重たくなったことで電圧も小さくなってしまいました。
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それにしても、色々なノイズを貰っています。
これらのノイズがどのくらい影響を受けるか分かりませんが、良い対策が有るか考えて行きたいと思います。


つづく


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