久しぶりに開催されたジジイの祭典「MJオーディオフェスティバル」に行って来ました。
4年ぶりの開催だそうです。
来客者の約98%はジジイで、若い人は数名見かける程度でした。


【 金田アンプ 】
最初に、金田明彦さんの金田アンプの会場へ、早めに行ったんですが満員でした。
20230717_01

20230717_02

20230717_03
パワーアンプはバッテリー駆動ですが、何時もの様にガンガン鳴らしておりました。(笑)
今年の3月に他界された坂本龍一さんを惜しんで、YMOのライディーンのLPレコードの再生では、涙が出そうで。
学生の時に、金田アンプを自作してYMOのライディーンを聴いていたので、それを思い出しました。

【 SATRIアンプ 】
SATRI回路で有名な、バクーンプロダクツの永井 明さん
永井さんからSATRI回路の説明が有ってからの試聴でしたが、小型のアンプですが綺麗に鳴っておりました。
20230717_04
このSATRIアンプは、バクーンプロダクツとMJ誌との共同企画でキット販売されたモデルです。(MJK-1001、MJK-1002、MJK-1003)
20230717_05
永井さんのSATRI回路の説明からこの回路も挑戦してみようかなと思いました。

【 トライオード 】
トライオードが扱っているHiFi ROSEのプリメインアンプRA180が気になっていました。
20230717_06

20230717_07
メカニックぽいデザインがカッコイイです。デザインはスイスのNAGRAに近い物があります。
音の方は、低域がどっしりして、高域もクリヤーで良い音でした。
今回、真空管アンプとこのデジタルアンプ(Class ADと言うそうです)の音の比較では、真空管アンプの滑らかな音は素晴らしいのですが、低域のパンチが少し足らないと感じました。
デジタルアンプのスイッチング用FETには、スイッチングスピードの速いGaN FETを使っているそうです。

【 2022年テクノロジー・オブ・ザ・イヤー受賞機の試聴会 】
こちらは、全部聴けなかったのですが、ソウルノートさんのM-3を聴くことが出来ました。
20230717_08

20230717_09
M-3を聴くのは2回目ですが、アンプをM-3に変えた瞬間の音は、会場の空気感が変わるのが分かりました。
無帰還アンプなんですが、不思議なアンプです。
こっそりとアンプ設計者の加藤さんがお見えになっておりました。
無帰還アンプにも挑戦しようかなと思っています。

【 ロジャースラボラトリー・ジャパン 】
MJ誌2023年5月号で紹介された平面スピーカーユニットを平板型とブックシェルフ型を試聴出来ると言うことで、聴いてきました。
20230717_10
この大きさで、良く鳴っている平面スピーカーユニットで、音のバランスも良いスピーカーでした。
聴いたのは平板型の方で、ブックシェルフ型は調整中とのことでした。
ブックシェルフ型の下側のユニットはドロンコーン(パッシブラジエイター)だそうです。

平面スピーカーユニットの振動板は、バルサ材とのことでした。
裏側の写真も撮ってきましたが、長方形のムービングコイルと、ネオジュームマグネットが見えます。
20230717_11



久しぶりのMJオーディオフェスティバルで、色々と楽しめましたね。