2023東京インターナショナルオーディオショウの3回目です。
今回が最後です。
【G510:ディーアンドエムホールディングス(marantz、B&W)】
ディーアンドエムホールディングスさんでは、DALI社(デンマーク)のEPIKORE 11の開発責任者の方の技術説明がありました。
EPIKORE 11は、DALIの40周年を記念して発売されたそうです。
デノンさんの所でもDALI社のスピーカーやっていませんでしたっけ?(輸入代理店が変わったとか?)
音の方は、滑らかで聴き易い音でした。
時間の関係で、B&W製品は聴けませんでした。
【G602:エソテリック】
エソテリックさんでは、avantgarde社(ドイツ)のホーンスピーカーDUO SDの音を聴きました。
音の力強さと繊細さを感じる部分が良いです。
シルバーのイメージが強いのですがブラックタイプも有るんですね。
また、マスタークロックジェネレーターのG-01XDも参考展示されていました。
【G603:リンジャパン】
リンジャパンさんでは、50周年記念のスピーカー360PWABを聴くことが出来ました。
このスピーカーは、低域のみをアクティブで駆動して、他の3つがパッシブという事の様です。
音の方は、立ち上がりが良くて奥行も有りますが、低域が少し特徴があるのかなと感じました。
【G605:ヤマハ】
ヤマハさんは、NS-5000のデモ時間でした。
NS-2000Aを聴きたかったのですが聴けませんでした。
NS-2000Aの使用パーツ展示です。
新モデルのネットワークレシーバーR-N2000Aの内部です。
【G607:フューレンコーディネート(PIEGA、OCTAVE)
フューレンコーディネートさんでは、PIEGA 社のCoax Gen2 SeriesのCoax811を聴くことが出来ました。
音の方は、綺麗な高域とクリアな中域、下の2つのスピーカーユニットはドロンコーンのようです。
OCTAVEのプリアンプ、真空管アンプですがコンパクト。
【G609:アイレックス】
アイレックスさんでは、Alare社(イタリア)のスピーカーRemiga1を聴くことが出来ました。
音の方は、音の再現性と音の定位が良い綺麗な音でした。
使用しているアンプは、AUDIA社(イタリア)のStrumento n8だと思いますが、色がシルバーでなくブラックなので良く分かりません。
こちらスピーカーの裏側です。
最近、ケーブルインシュレーターを使用しなくなりましたね。
【G610:太陽インターナショナル(AVALON、Jeff Rowland、nagra)】
太陽インターナショナルでは、Avalon Acoustics社(USA)のIsis Signatureを聴くことが出来ました。
駆動アンプは、nagra社(スイス)のHD Ampです。
音質の方は、ダイナミックな音であり、また空間表現も良い感じがしました。
nagra社のデザインは最高ですね。
【G701:デノン】
デノンさんは特別展示として、デノン レコードプレーヤー50年の軌跡をテーマ展示しておりました。
新発売されとレコードプレーヤーのDP-3000NEの関係で、昔懐かしいレコードプレーヤーも多く展示されていました。
MCカートリッジDL-103の開発試作機と初号機です。
私も使っていたので懐かしいです。
こちらのレコード(1960年)は、日本録音によるステレオLPレコードの第1号です。
【HallD1:ハーマンインターナショナル(JBL、Mark Levinson)】
ハーマンインターナショナルさんは、かなり混んでいました。
JBLのProject Everest DD67000とMark LevinsonのモノラルパワーアンプML-50組み合わせはジャズを聴くのには最高ですね。
コンポーネントシリーズClassic Componentsを展示していました。
【HallD5:アクシス(Dan D'Agostino、FM ACOUSTICS)】
アクシスさんでは、FYNE AUDIO社(スコットランド)のVINTAGEを聴くことが出来ました。
FYNE AUDIO社は、元タンノイ社のエンジニアさんが設立した会社です。
デザインもタンノイに似ていますよね。
音の方もタンノイに近い音で、優しく上品な音でした。
Boulder社(USA)の新しく販売された1160 ステレオパワーアンプです。
裏側の電源コネクターが大きいです。
Dan D'Agostinoのアンプです。
最後に、
1日で全部を回るのは辛いです。
また、オーディオ関連の試聴会では、初日はまだ音が整っていない場合があります。
これは、展示されている方からお聞きしたのですが、初日では設定が完全に決まって無いそうです。
初日で、実際に人が入った状態から再設定をする場合があるそうです。
また、午前中より午後の方が音が良い、これはアンプやスピーカーが温まってくるので音が滑らかになり易いそうです。
部屋に入る人の人数によっても音は変わるとは思いますが、一番良いのは最終日の午後です。
と言う事で、皆さんも色々なショーに出掛けてみては如何でしょうか。
お付き合い、ありがとうございました。
2023東京インターナショナルオーディオショウ(1)
http://x2020.livedoor.blog/archives/22780441.html
2023東京インターナショナルオーディオショウ(2)