パワーアンプ基板をアルミケースに入れると歪が悪化する事が分かりました。
色々と調べて行くと、電圧増幅段のアンプに使っている±15V電源のDC-DCコンバータからのノイズと判明しました。
このDC-DCコンバータに入力のシールド線を近づけると歪が悪化します。
【 入力ケーブルの位置による歪率の変化(1kHz) 】
・赤色が入力ケーブルをDC-DCコンに近づけた歪特性
そのため、DC-DCコンバータを銅箔テープで囲い、DC-DCコンバータの入力と出力にモアビーズ入れる対策を取りました。効果あり
【 アンプをアルミケースに入れた歪特性(100Hz、1kHz、10kHz) 】
アンプの歪に関して色々と回路を弄りましたが、試聴して今の状態が一番良い感じです。
歪の特性が「ソフトディスト-ション特性」に近いので、その辺も音に関係が有るのだと思います。
真空管アンプの歪特性に少し似ています。
この状態で使って行こうと考えています。
それと、
ケースに放熱用の穴が無いので、熱がこもる事が分かりましたので、フロント側とバック側に5mmのスぺーサーを入れて、隙間を作りました。
気持ち内部の温度は下がったようです。 (-_-;)