フルバランスアンプ (X_Under bar)

心地よい音を求めて

2025年09月

20250922_01

BEHRINGER ( ベリンガー )社の DEQ2496に使われているスイッチング電源をリニア電源に交換する試みの最終段階です。

< 前回 >
BEHRINGER DEQ2496の電源交換(1)


試作した基板に部品をハンダ付けしてユニットの完成です。
20250922_02
本来なら一枚基板で進めたかったのですが、下側の出っ張りとか有って二枚基板となりました。
このへんは、1Uのラックマウント規格のため外部への突起が制限されているためしょうが無いのだと思います。

組み上がった基板の負荷テストを行いました。
20250922_03
負荷の抵抗器がかなり熱くなります、レギュレーターICも熱いです。
2時間ほど動作させ問題無いようです。

次にセットに組み込み実際の動作チェックです。
20250922_04

セット組み込み時の電源データーを取ってみました。参考データーです。
20250922_05
スイッチング電源よりはノイズが減っています。
特に+15Vと-15Vのローノイズ電源ICはかなりの効果がありますね。
20250922_06

今回作製した基板を上から見るとこんな感じです。
20250922_07

高さはかなりキツイです。ギリギリです。
20250922_08

最後にスイッチング電源とリニア電源(トランス)の写真を並べてみました。
20250922_09
電源部品を押し込めました。
トロイダルトランスが2個ですので重量もかなり増えました。

今回作製して、1Uのラックマウント規格の製品の高さ方向の薄さと密閉性が内部の温度上昇を招き少し不安も残ります。

スイッチング電源なら効率90%くらいなのであまり熱も出しませんが、リニア電源(トランス)だと効率50%~60%ですので電力の半分が熱になります。
ベンチレーションを考える必要も有るなーと思いました。


BEHRINGER ( ベリンガー )社の DEQ2496に使われているスイッチング電源をリニア電源に交換する試みです。
DEQ2496は1Uのラックマウント仕様でコンパクト纏められたデジタルイコライザー
20250901_01

DEQ2496の本体中身を確認すると空きスペースがあり、スイッチング電源部分を外せばトロイダルトランスが2個入りそうです。
20250901_02

スイッチング電源を外す前に、基本データーを取って置きましょう。
こんな感じで冶具を作りました。
20250901_03
線の途中に0.1Ωの抵抗を入れています。(基板の裏側)

残留ノイズは電子電圧計で測りました。
20250901_04


20250901_05
スイッチング電源としてはノイズが少ない方だと思います。

この電流値からトロイダルトランスの容量を決めます。
アナログの±15Vは100mA、9Vは300mA~400mAくらい有れば大丈夫でしょう。
デジタルの5Vと3.3Vは二つで1,200mA~1,500mAほど欲しいです。
となると、1つは5VAのトランスで、もう一つは25VA~30VAのトランスで考えましょう。

20250901_06
スイッチング電源を外して、トロイダルトランスのレイアウトを考えてみたのですが、25VAの大きい方のトロイダルトランスの高さが高く屋根にぶち当たります。
この2種類のトロイダルトランスが使えるとベストだったんですが。

高さがNGなので、30VAのリードタイプのトランスに変更する事にしました。
20250901_07
これなら容量も余裕有るし良いと思います。

DEQ2496の内部温度を確認していて気になった点があります。
下の赤外線サーマルカメラの写真です。
20250901_08
右側の赤丸の部品で、これは9V電源を5Vに変換している3端子レギュレータです。
暑くて手で触っていられません。
気分的に良くないので対策を考えます。

ある程度方向性が決まったので、注文している部品が届いたら基板のアートワークに進みたいと思います。



↑このページのトップヘ