フルバランスアンプ (X_Under bar)

心地よい音を求めて

Category: 録音

友達が音楽祭で演奏するとの事で、以前作ったマイクアンプの録音実験を兼ねて持って行く予定でしたが、マイクアンプの片チャンネルのレベルが低い現象が発生してしまいました。 (涙
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もう少し早めに動作チェックして置けば良かったと後悔しております。

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マイクアンプの中を見ましたが、何処が悪いのか突きとめる事が出来なく、従来のスタイルで録音に臨むことにしました。


コロナ禍もあり、こちらのホールは久しぶりで、また、彼の演奏も久しぶりに聴きましたが、以前よりも上達したなあと感じました。
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マイクは、何時ものパナWM-61Aを使いました。
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今回はトラブルでマイクアンプが使えませんでしたが、次回、リベンジしたいと思います。


SONY PCM-D100用のマイクアンプの製作
http://x2020.livedoor.blog/archives/19972342.html




時間が掛かりましたが完成。

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前回:
SONY PCM-D100用のマイクアンプの製作(4)  2021/11/28


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このマイクアンプは、PCM-D100にXLR端子のコンデンサマイクを使用するために作りました。
電源としては、ファンタム電源の48Vとマイクアンプの電源±15Vが必要です。
また、リチュウムイオンバッテリーでの使用がメインですので、48Vと±15VをDC-DCコンバーターで作っています。

下の写真が、DC-DCコンバーター基板で、基板の左側がリチュウムイオンバッテリーの充電回路で、中央が48VのDC-DCコンで、右側が±15VのDC-DCコンです。
DC-DCコンの残留ノイズで苦労しました。
今の段階で、3端子レギュレーターICより少ないレベルまでノイズが落ちました。
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下の写真の左側がDC-DCコン基板で、DC-DC-コンからのノイズが空中に輻射するので基板を裏側にして止めています。
出来れば、シールドケースに入れたいところです。
右側がオールFETのマイクアンプですが、チップFETでNチャネルとPチャネルのコンプリPPで揃えるのが大変でした。
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赤色で囲ってあるのが、リチュウムイオンバッテリー(2,200mAh)です。
これも無理やり入れた感じです。
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とりあえず使えていますが、マイクゲインをもう少し高くしたいと考えています。
また、CD-CDコンからのノイズですが、これも測定してみたと思っています。

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SOUL NOTEさんのサイト経由でMA Recordingsサンプル音源がダウンロードできます。
コロナ禍で2020年東京インターナショナルオーディオショウに出掛けるのを見送りましたが、そのオーディオショウのSOUL NOTEさんのブースで使用された音源、MA RecordingsさんがオーディオショウのSOULNOTE試聴用にセレクトされたサンプル音源が2022年10月までダウンロードできます。

MA Recordingsサンプル音源です

クリックされるとサイトに飛びますので、そこで「ダウンロードはこちら」のアイコンをクリックして下さい。
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↓↓画面がでましたら「Download」をクリックして下さい。
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【M・A Recordingsと言うレーベル】

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M・A Recordingsの 「M・A」 は、「間」です。
以前、Audio Accessory 2014 のSUMMERのサンプルDCが付録として添付されていて聴いたのが初めてです。
ナチュラルで透明感のある録音が基本だと思います。
録音の特徴としては、無指向性のマイク2本のみで録音され、その無指向性マイクは、デンマークDPA社製のマイクを改造、見た目はアースワークス製に似ているマイクで、そのマイクにマイクアンプが内蔵されていてLINレベルの電圧まで増幅さています。(日本人の方が改造されたそうです)
レコーディング時のモニターはスタックスのヘッドフォンです。
録音風景は、見辛いですが一番の最初の写真を見て下さい。

音の方ですが、2本マイク録音でホール感やオンマイクの様な音の生々しさは凄いです。
マルチマイク録音の人工的な音が全く無いので、オーディオ装置の評価にはかなり良いと思います。
この録音を参考にしたいですねぇ。

録音マイクはこんな感じです。
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マイクの後ろから白いケーブルが2本見えると思いますが、そのケーブルはアンプの電源用です。たぶんw


他にもダウンロード出来るファイルが有りますのでダウンロードしてみてください。

■M・A Recordings■







全然進まないSONY PCM-D100用のマイクアンプです。
2019年の3月ごろスタートして、未だに完成していないトホホな企画です。
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■過去の記事 ↓↓↓■
SONY PCM-D100用のマイクアンプの製作【2019/03/27】

SONY PCM-D100用のマイクアンプの製作(2)【2019/06/30】

SONY PCM-D100用のマイクアンプの製作(3)【2019/07/03】

スイッチング用のMOS-FETでオーディオアンプ【2020/09/21】

スイッチング用のMOS-FETでオーディオアンプ(2) 【2020/10/04】


色々と問題が見つかって基板を作り変えました。
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バージョン1の基板は、マイクアンプに入力をコントロールできるボリュームを付けて進めていましたが、SONY PCM-D100のライン入力に音量をコントロールできるボリュームが付いているので、この部分は必要無いと判断して入力用のボリュームとボリューム以降のバッファーアンプ回路を外しました。
今回の基板(バージョン1.1)では、回路を減らしたので基板がかなり小さくなり、また、消費電流も半分ほど減らすことができました。
電源はDC/DCコンを使って±15Vを作っているので、消費電流が多いとそれに合わせてDC/DCコンのノイズも増えるので、この点はかなり有利になりました。

入力部分のFETを2SK208/2SJ106から2SK170/2SJ74へと変更しています。
少しでも利得とS/Nを稼ぎたいので、gmの大きい2SK170/2SJ74に変えました。
2SK208/2SJ106では、gmが足りません。

あと、初段の定電流回路を変えています。
バージョン1では、2SK208/2SJ106で定電流回路を組んでいましたが、このFETのコンプリペアーが貴重なので、2SK209だけの回路としました。
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<2SK208/2SJ106の定電流回路>


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<2SK209の定電流回路>

この定電流回路ですが、少し確認した感じでは2SK208/2SJ106の定電流回路の方が特性が良いです。

今の課題は、初段を2SK170/2SJ74に変更した事により、位相余裕が少なくなり、重たい負荷や容量負荷で、異常発振の可能性が出てきました。
ラグリード位相補正回路の定数を弄って改善出来ればよいのですが・・・?
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つづく

バランス型マイクアンプの初段を組んでみました。
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初段のアイドリング電流+定電流回路で約10mA流しています。
これだけでOPアンプ2個分の電流と同じです。
次の2段目で約6mA流して、そして終段で12mA流す予定ですのでトータルで28mAと成ります。

ディスクリートアンプは、様にアイドリング電流を簡単変えられるので色々とあそべます。
OPアンプはB級動作ですが、このディスクリートアンプはA級動作です。


実験で使用している電源は、今回初めて採用したDC/DCコンバータです。(右側)
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電圧は±15Vで予定では200mAほど取り出せる予定です。
また、DC/DCコンバータを駆動する電源は3.7Vのリチウムイオンポリマー電池を使っています。

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