このVUメーターも購入して早いもので10年ほど経ちました。

■2014/10/28:VUメーター可愛いので買ってしまいました■
その後バックライトの電球を白色LEDに交換しましたが、このメーターをどこに使うか ・ ・ ・使う用途が無かったのでほったらかしにしていました。
■2023/06/12:VUメーターの電球をLEDに変更してみた■
最近、VUメーターを付けた商品をよく見かける様になりましたね。
少し流行っているのでしょうか?
使う用途が見つかったので(無理やりです)、これも2年前に試作したメーター用のアンプ基板です。
購入したこのVUメーターの目盛りはLogスケールでは無いのでパワーアンプ等の電圧の高い部分に使う場合は簡単な回路ですみます。整流回路のみでアンプ回路は要らないです。
(メーターがLogスケールの場合はLogアンプが必要です)
また、VUメーターをプリアンプ等の電圧が低くインピーダンスの高い部分に使う場合はアンプ回路を入れた方が音質への影響が少ないと思います。
【アンプの回路図】
利得を20dB(10倍)に設定していて、バランス入力にしています。
アンプの電源は±電源と単電源の二種類に対応しています。
今回は、前回作製したアンプの基板(DC/DCコン)が余ったのでその基板を使いました。
電源基板は、入力が5Vで出力を±12Vにしました。(±12V出力のDC/DCコンが在庫に有ったので使いました)
VUメーターのバックライトの電源で少し悩みました。
パックライトの白色LEDを3個直列に繋げているのでLEDのVf電圧が約8Vになります。
なのでDC/DCコンの出力電圧24Vを定電流ダイオード(1.5mA)で電流制御しています。
LEDは温度が上がるとLEDに流れる電流が増えるので電圧ではなく一定の電流を印加した方が良いです。VUメーターの内部は密閉されているので温度に対して注意が必要ですね。
前回、パックライトを小型電球からLEDに交換したので放熱も抑えられ省エネになっています。
使用した感想としては、使用する音のレベルがある程度一定の場合は問題無いのですが、レベル変動が多いソース(ダイナミックレンジの広い音)は少し不満、Logスケールの方が使い易いです。
自動のレベル切り換えが有ると更に使い易いと感じました。
※曇り空のベランダで撮影しました、心配していたLEDの明るさは問題無い感じです。
次回は、このVUメーターをケースに収め実際に使って行きたいと思います。
※メーターを何回か分解したので、メーターの1つが動きが悪くなってしまいました ・ ・ ・ 追加購入するか悩みます