フルバランスアンプ (X_Under bar)

心地よい音を求めて

Category: レギュレータ

ディスクリートの電源基板を組んでみました。
この基板も一年半以上前に作った基板で、今頃、組んでいる状態です。
20200923_01

前回の記事です
ディスクリートの電源基板(2019年11月11日)

特徴は、
基板の大きさは50mm×100mmの小型形状で、回路はオリジナルのディスクリート回路でプラス・マイナスの2回路500mA~1Aの出力です。(1Aは無理かなあ?)
出力は低インピーダンスのエミッタ出力です。
あと、基準電圧は、LEDによる基準とTL431による基準電圧の2種類から選べるようにしました。
TL431は、基板の裏側に付きます。(赤丸のところ)↓↓
20200923_02


4台並べてみました。
20200923_03
奥が、LED基準電圧で、手前がTL431基準電圧です。
TL431も青色LEDが点灯した方が良いですね。LED追加します。

問題点は、チップ部品が密集しているので、高度なハンダ付け技術が必要です。w
現在、電圧と電流特性を確認中です。

整理をしていましたら今年の1月に試作した電源基板が出てきました。
すっかり忘れていました。
20191111_01
基板の大きさは50mm×100mmの何時もの形状です。
回路はオリジナルのディスクリート回路でプラス・マイナスの2回路500mA~1Aの出力です。
1Aは無理かなあ?
出力は低インピーダンスのエミッタ出力です。w
こちらも組まないとダメですね。
上手く行ったら4499のIV変換アンプの電源として使いましょう。


以前に、TPS7R4700とTPS7A3301の三端子レギュレータ互換タイプを作りました。

今回は、超ローノイズ電源ICのLT3042版です。
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大きさですが、前回と同じ形状ですと進歩が有りませんので形状をは少し小さくしています。
前回15mm×21mm⇒13mm×21mm、横幅2mm小さくしました。
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出力電流は、電流ブースター用のトランジスタを追加しておりますので、大きなヒートシンクを使えば1A位行けると思います。
下の写真のヒートシンクですと、500mA位が目安です。↓
※供給電圧と出力電圧の電圧差(入出力間電圧差)によって放熱量が変わります。
電圧調整は、半固定VRを使えば、細かく設定も出来ます。
また、出力電流が200mA以下でも良い場合、電流ブースター用のトランジスタを外せば対応出来ます。

今回、DA1のマイコン(100mA)、デジタル(300mA)の5V電源として使う予定です。
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小型電源基板 / LT3042使用互換型三端子レギュレーター基板
三端子型レギュレーター(TPS7A4700/TPS7A3301)
色々とあります↓↓↓

アンプ作成時、毎回電源回路をユニバーサル基板で組んでいますが、これがまた手間が掛かります。

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そこで、色々と組み合わせで使える電源基板を試作。

最初に基板の大きさをどの程度の大きさにするかですが、名刺サイズ(約55mm×91mm)に上手く収まることを条件として進めましたが、整流ダイオード2種類と電解コンを4種類の組み合わせでは、名刺サイズに上手く収まらない事が分かり、基板の寸法を50mm×100mmにしました。
名刺サイズは55mm×91mm=5,005平方ミリメートル、今回の基板50mm×100mm=5,000平方ミリメートルと、名刺と同じ表面積です。

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試作は3種類作り、3種類とも基板の大きさと基板の止めネジ位置を同じにしましたので、基板の重ね置きも出来ます。

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最初に考えた基板は、オーディオ用の電解コンKWシリーズの一番大きいタイプφ25mm ×50mm(長さ)を4本置ける基板です。
整流ダイオードは、Sic(ロームのシリコンカーバイド)とブリッジ(新電元のショットキー)の2種類が選べる。
また、電解コンは、φ22mm(10mmピッチ) 、φ20mm(10mmピッチ) 、φ18mm(7.5mmピッチ) が使えるとしました。
また、私は薄型ケースのアンプが好きなので、このKWシリーズの一番大きいタイプφ25mm ×50mmを寝せて配置出来るようにも基板を考えました。ただし、2本しか載せられません。

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こちらは、プラス電源を2個
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色々なバリエーションを考えてみました。

小型電源基板 / LT3042使用互換型三端子レギュレーター基板
三端子型レギュレーター(TPS7A4700/TPS7A3301)
色々とあります↓↓↓

互換型 3端子レギュレーターを何種類か試作してみました。
実験してみたい方に、基板の頒布を考えています。
 

①前回ご紹介した帰還型レギュレーター 
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特徴:
基準電圧にLEDを使い軽いNFB(負帰還)を掛けた3端子レギュレーターです。
NFB型なので、半固定ボリュームで電圧が調整できます。
LDO(低ドロップアウト)でないので、入力電圧を高めに設定する必要があります。
ドロップアウト電圧は約2.4Vです。
出力は、ダーリントンのエミッター出力です。
 

②ICを使ったLDO(低ドロップアウト)レギュレーター
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特徴:
ローノイズタイプのIC、TPS7A4700とTPS7A3301を使ったLDO(低ドロップアウト)レギュレーターです。 皆さん使われているICです。
ドロップアウト電圧が約0.3Vですので、電圧を有効に使えます。
出力は、コレクター出力です。
 
 
③無帰還型レギュレーター
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特徴:
良く使われる標準的な無帰還レギュレーターです。
基準電圧はツェナーダイオードとLPFとを組み合わせ更にローノイズにしています。
LDO(低ドロップアウト)でないので、入力電圧を高めに設定する必要があります。
ドロップアウト電圧は約2.4Vです。
出力は、ダーリントンのエミッター出力です。
 
 
④無帰還型 準LDOレギュレーター
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特徴:
NPN型レギュレーターとLDOレギュレーターの中間的な位置になると思います。
基準電圧はツェナーダイオードとLPFとを組み合わせ更にローノイズにしています。
ドロップアウト電圧は約1.8Vです。
出力は、ダーリントンのエミッター出力です。
 
 
基板形状:横15mm×高さ20mm t = 0.8mm
 
簡単に特徴を書きましたが、無帰還型のレギュレーターは、出力電流で出力電圧の設定が若干かわります。
電圧設定する場合は、使用する電流に合わせて設定する必要があります。
 
生基板の頒布価格は200円くらいを考えています。また、組立完成品での需要も有るようですので、成るべく安くできるよ調整中です。
なお、組立完成品のレギュレーターの提供は、①と②のみで考えています。
 
※追記
このレギュレーターは、キットでの提供は無しです。
生基板(部品が無い基板のみ)と①、②レギュレーターの組立完成品(数量限定)の2つです。
 
小型電源基板 / LT3042使用互換型三端子レギュレーター基板
三端子型レギュレーター(TPS7A4700/TPS7A3301)
色々とあります↓↓↓

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